KALEIDOSCOPE

Written by Sumiha
 
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漬け


2002年01月11日(金)
 



すくってもすくっても
指の間から零れ落ちていく
この手にはなにものこらない
あるのは名残 濡れた感触だけ

まるで君は、そんな水のよう
捕まえて檻の中へ閉じ込めても
身包み剥いで雁字搦めに縛りつけても

何時の間にか遠くで笑ってる



※最初に書いて置きます。
良いとか悪いとか、善悪の話をしたい訳ではありません。

さてタイトル。漬物のことではアリマセン(笑)。意味としては中毒に近いかな。でもジャンキーという訳じゃないです(笑)(ある意味ジャンキーだが)。くだけた言葉に直すと、「ハマってるもの」でぃす。今更言うまでもないだろうそれはとか思われるかもしれませんが。スレイヤーズやリナのことじゃないです。ルークやゼルその他キャラのことでもないです(もちろん彼らには人生狂わされるほど愛(とか時間とか青春とか/笑)を捧げてますが/大笑)。

昨日ちらっと書きました。ラルクのことです。某のMDを殆ど奪い取った状態で(ジャイアニズム……。おれの物はおれの物、貴様の物もおれの物)今もずーっとBGMにしてます。いいなぁ。アルバムもシングルも全部揃えたいぞ。

BGMにしてる曲をちょいとリストアップ。



Blurry Eyes
flower
Lies and Truth

winter fall
DIVE TO BLUE
HONEY
HEAVEN'S DRIVE
Pieces
Driver's High
neo universe
STAY AWAY
Anemone



全13曲。
……。13か。不吉な数字だな……。

「winter fall」くらいから知名度がグッと上がるのかな? まあそんなことはどうでも良いのです。話題にしたいのは知名度ではなく。

歌詞を(私が重要視するのは歌詞なのでぃす。曲調は二の次)良く読むと、明るいメロディでもメッチャ暗い曲が多いことに気付かされます。てゆーかそんなこと考えるのって私くらいなのかなあ。例えば「flower」は相手の女性を殺しちゃったように受け取れるのですよ。変?

明るいメロディにだまされがちですが(イヤ騙すつもりはないのかもしれないけど)結構ラルクって深読みすると、とってもダークな歌詞ってのがある。「Driver's High」もその典型。曲調は明るいけど、「悲鳴をまじらせ暴走する鼓動/目の前にはミサイルの雨」、「爆発して灰になっても/このままだと笑ってるね きっと」、「街を追い越して この世の果てまで/ぶっ飛ばして心中しよう さぁ手を伸ばして!」などなど。悲鳴、ミサイル、爆発、灰、心中……締め括りは「来世でまた会おう Yeah!」……これで明るい曲だなあなんて私には思えない訳です。(関係無いけど、この曲を去年の9月直前に発売してたら……うーん。発売中止になってたかも? まるでテロを実行した犯人の心境みたい)(だって鬼束ちひろの「infection」は宣伝活動を自粛したでせう)(「爆破して飛び散った/心の破片が」これがヤバかったみたいです)

鬼束ちひろのように、曲も歌詞も暗くて、誰もが認める暗い曲! とゆー曲より、深読みするとこれってヤバイんちゃう? って曲の方がぞっとする。怖さ倍増すると思うのです。背筋が薄ら寒くなるとゆーか。たぶん、そういう風に解釈してしまった自分にもぞっとしてるんだと思う。メロディは明るいのに、何故こんな解釈になってしまうんだ〜とゆーよおな。けど曲調が明るいからこそ怖くなるんだろうね。曲調と歌詞のギャップが激しくて。曲調も歌詞も暗かったら、曲調が明るくて歌詞が暗い曲よりも怖さは減るのではないかにゃ〜。

私的にはどっちの曲も好きですけどね(笑)。ネタに出来るし♪(こらこら) いやネタ云々を除いても好きです。こわさがあっても(小心者の臆病者なので怖いの苦手なんです。怪談大嫌い)。色々な解釈が出来る歌詞って魅力的。こういう意味かな、それともこうかな、って様々な考えが出てくる。誰かと曲の解釈を話すのもいいですね。自分が考えなかったことをぽんと言われたりして新境地が開けたり。そんなこんなでちょいと最近ダークづいてます。しかし頭の中にある話は甘々という矛盾。何だかなあ(笑)。



自分の書く話に、曲や小説や漫画などで考えさせられたことなどを詰め込めるといいなあ。それでいつか反響が返ってくると凄く嬉しいのです、が、その前に話を書けおまいは〜って今日もこんなオチになるのか……。ふふ。書かない私が悪いんですわかってますしくしく。バレンタインネタを書き上げたら新作発表できるかな。

リニューアルもしなきゃ〜うーあー。前々から用意していたデザインに早々に飽きたので(そんなんばっかか)どうしようかなあと困っているのですよ。むう。



今日もまた長く語ってしまったー。てゆーか実は昨日書いたネタ、今日のネタの前振りになっていたのでした(笑)。ほんとは昨日、こゆことを書きたかったのでぃすよ。書けて満足v

書きたいこと書いて、書くことを楽しんで、それを自分以外の人も楽しんでくれるとゆーのが一番ですね。



どうやったら君を捕まえられるのかなあ?

手を切って――――ボク以外の誰かを抱き締められないように
足をもぎ取って――――ボクの傍以外の何処かへ逃げられないように
目をくりぬいて――――ボク以外の誰かを見ないように
耳を殺いで――――ボク以外の誰かの声を聞けないように

それでも、どうして笑っていられるの?

ねえ、次は何をすればボクのものになってくれるの?

ボクだけが君に夢中なんて、そんな理不尽な話ってある?
 



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 廻れ廻れ独楽のように  
 止まった時が命尽きる時  
 廻れ舞えよ自動人形 
 踊り疲れて止まるその日まで