*-- To Tell The Truth --*

Cruz
MAIL
HOME

2003年10月23日(木) ■

野生を取り戻す

夕方、叔母が北海道のジャガイモを持ってきてくれて、玄関先で母と話し込んでいた。

営業活動の盛んな三四郎（※猫）は、叔母の足元でスリスリスリスリ。
愛想を振りまく。
内弁慶な獅子丸（※猫）は、来客を告げるチャイムと共に、どこかへ隠れたと思われる。

母と叔母のおしゃべりは長い。
それでも夕食前というこの時間、お互い一家の主婦であり、忙しい時間でもあるので、上がりこんでゆっくりするわけにも行かず、そのまま玄関先で見送る。
母は「遅くなっちゃったわ」等と一人つぶやき、２Fのキッチンへと向かう。

そこで見たものは・・・

1/3に減った、解凍中の豚肉

母は、冷凍してあった豚肉を常温解凍するため、ラップに包まれた状態でまな板の上に置きっぱなしであった。
豚肉は、ほどよく生に戻っていた。
しかし、大きさは1/3に小さくなっている。
肉が縮んだわけではない。
ラップも広げられている。

そして獅子丸がおびえた目でこちらを見ている

犯人は君だ。

どうりで隠れているハズの獅子丸が、わざわざ階段のところまで、まだ話し込んでいるか確認しに見に来たわけだ。
確認しに来た時、すでにやらかした後だったのかどうかは不明だが・・・。

獅子丸くん、豚肉はおいしかったかい？

≪

≫

初日