*-- To Tell The Truth --*
Cruz
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2002年01月16日(水) ■ |
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システム考察 |
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開発中のシステムは、DBクライアントアプリケーションである。 アクセスするDBの登録データは、カナーリな○秘個人情報である。 誰でも彼でも使えてしまうと、マズいアプリケーションである。
開発の話しが出た当初から、オヤジは暗号化と騒いでいた。 オヤジの言う暗号化とは、
DB接続のID,Passwordを XXX.iniファイルとして置き、 そのファイル内に記述されている Passwordをエンコードしておく
ということだった。
そして、暗号化関数として提供されたのは、デコード関数のみであった。
とりあえず、無視して開発を始めたが、いよいよ無視することができなくなった。
・・・よく考えてみよう。
セキュリティについて考え、 Passwordの暗号化を思いついたのであれば、 この方法では穴がありすぎる。
●手製の暗号化関数なんて調べりゃ簡単にキーがバレバレ。 ●DBサーバーに直接ログインする方法を知らなくても、本開発アプリを立ち上げてしまえば、DB登録データの取得は簡単。 ●本開発アプリを立ち上げっぱなしで離席した場合、DB登録データが丸見え。 ●そもそも、DBサーバーのログイン情報をファイルで置いておく方が問題。
以上の点からしても、この暗号化は無意味。
せっかくw2kで開発しているので、私としては・・・
●w2k登録ユーザーによって、アプリ起動に制限をかける。 (特定ユーザーでw2k起動時にログインした時のみ、アプリも起動できるようにする) ●アプリ起動時にDBユーザーIDとPasswordを入力し、実際にDBコネクトしてログインチェックをする。 (DBユーザーIDとPasswordを知る人しか、アプリ起動も行えない) ●離席時対策として、w2kのスクリーンセーバー設定でパスワードによる保護をチェックしておく。 (w2k登録ユーザーのパスワードを再入力しないと、画面表示ができない)
これにできると、暗号化とか余計な処理を作らなくてすむんだけどなぁ。
上手く説明しないとまた・・・
屁理屈ばかり言うんじゃない
って言われるんだよな。 こっちだって
もう少しSEらしい仕事して下さい
って言ってやりたいよ。・・・ったく。
システムの全体を把握できないから、何が重要なのかも理解してないくせに。 どこで仕入れてきたか知らないが、なんでもかんでも「暗号化」って騒ぐんじゃない。
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