「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2009年04月30日(木) |
なんでも買えるはずなのに |
ショッピングモールは便利だ。
お姉ちゃんのリクエストのスティックのりをおかあちゃんが買っている間に 隣のゲームセンターでハルはうろうろできるんだもの〜。
「ハーちゃん、こっちでいっしょにお買い物しようよ。」とお願いするのに 「待って!おかあちゃんは、そこで、待ってて!」とひとりで行ってしまうハルさん。
いやー、ほら、2歳児が一人でウロウロしていい場所じゃないからさ。 結局買い物ができない。
おとうちゃんの弁当用の箸箱をおかあちゃんが買っている間に、 通路を走りまわってかくれんぼができるんだもの〜。
「ハーちゃ〜ん、こっち来てよ〜。」 うふふふ。お母ちゃんが呼んでてもこっちに隠れちゃえばわからな
ガン!!!!
二つ向こうの通路の奥で、なにか鈍い衝撃音。 音源の位置からして床面からの高さおよそ90センチだ。 ん〜。やったか。
音のしたほうを見ていたら 通路の奥の什器のかげから ハルさんがよろめいて現れた。
口がこれ以上ないくらい大きく開けられて 口を中心に顔いっぱいに同心円状にしわが寄っている。 声にならない声で、「んあっんあっ」と気合じゅうぶん溜めてから 「おがああああああああああっっっ!!」と泣き叫んだ。
ああ。やっぱり角で打ったのね。
見る見るうちにおでこが腫れてゆく。 痛そ〜。 冷やさなきゃ、冷やさなきゃ。
おとうちゃんの箸箱を入れたかごを持って、そのまま隣の食品売り場へ直行。 アイスクリームの冷凍庫からクーリッシュをカゴに入れてレジへ。
とっさに、クーリッシュで応急手当て。 ショッピングモールは便利だ。
なんでも買えるショッピングモールなのに 買いたいものは買えずに帰ることになりました。
帰ってきたモックンがひとつしかない珍しいアイスに首をかしげながら 恩恵にあずかっていました。
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