「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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アイダじゃなくて、マね、マ。
モックンが、PCでゲームをしたいと言い出した。 夜の10時に。
正月だからとだらだらしてたら、いつの間にやらこんな時間。 はようこいつらを寝かさな、と思ってた矢先。
「もう寝る時間だよー?明日にしたらー?」 「だって〜・・・・(すんごいスネた顔)」
この人は長男で、下の二人に比べて要領が悪いことこの上ない。 自分がめちゃめちゃ要領よく人生渡ってきた人なので、 わが息子が「こんなとこ、夫に似んでも・・。」と不憫である。
もうちょっとで泣きそうな面構えになってきたモックン。 「あのさぁ、モックン、ずーっとパソコン空くの待ってたんやなぁ。」 「うん。」 「昨日は、おとーちゃんがずーっと年賀状してたしなぁ。」 「うん。」 「今日は、昼間あいてたのに、そのときはビデオ見てたしなぁ。」 「うん。」 「今ってな、もう10時過ぎてんねん。 もう今からみんな2階に上がって寝ちゃうけど、 モックン、ひとりぼっちでパソコン部屋におれるー?」 「いやー。」
「あのな、モックンはな、なーんにも悪くないよー。 わがまま言ってるわけでもないしー、 したらあかんこというてるわけでもないしー。 うそもついてないしー。 ただなー。 『マ』が悪いねん。」(←ひげ長男大笑いである。) 「ま・・・・。」 「間が悪いとなー、・・・・・・・損や。」 (ひげ長男、笑いすぎである。) 「モックンなーーーんにも悪くないのに、『マ』が悪いっちゅうだけで、ゲームでけへん。 すっごいかわいそ。 もっとまわりをよーく観察してな、タイミングを逃がさんようにせなー。」
この「間が悪い」っていうの、ホント損だと思う。 私も間が悪くて気まずい思いしたことはたくさんある。 双方、そんなに悪かぁないのに、こじれちゃうのがたまらん。
モックンは長男ゆえに我慢させられすぎて、 我慢に慣れて、タイミングとか、ポイントとか、 逃しちゃうこと多いような気がする。 これって、母の責任?
「明日早起きして、たくさんしたらいいやん。 3日はおじーちゃんとこいくからできないし、 今日も、もう遅いし、 明日、今ならできそう!っていうときをよーく観察して、 おとーちゃんか、おかーちゃんに頼んでみな?な?」 しょぼくれモックンをお姫様抱っこして、 「今日はおかーちゃんといっしょに寝ーようー♪」 と、そのまま階段を駆け上がり、 布団でくすぐりっこ大会。 笑いながらすぐに寝てってしまった。
間って大事よねー。
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