「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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うちの夜は早い。 8時には営業終了していることがほとんどだ。 10時過ぎなきゃ帰ってこないひげ長男には気の毒だが。
ゆーちゃんが夕方遊びにきた。 もちろん、レー君とサーちゃんもいっしょ。 なんか面白い本貸してー、から、 服買いに行きたいのに、なかなかいけないよーの話になった。
ゆーちゃんは、最近ヘコミ気味だ。 む。いっちょ盛り上げるか。 「ね。ご飯食べてから、ジャスコ行かない?」 「ええっ、いいのっ?・・車回してくる!」
ということで、みんなでカレーを食べてから、出発! (ゆーだんなはうちでとん汁を食ってるらしい。)
うちの子達は夜のお出かけなんて、めったにしない。 せいぜい、「ご飯を食べにいって、帰り道が、もう暗かった」程度だ。
夜道のドライブ! しかもレー君もサーちゃんもゆーちゃんも一緒! その上ジャスコ! はずむはずむ。
車中、お決まりのしりとり。 「しまじろう!う!」(レー君) 「う!(鵜)」(モックン) 「うさぎ!」(ミー) 「うなぎ!」(サーちゃん:このヒトだけ特別ルールなので何いっても可。) 「ぎょうちゅうけんさ!」(きゃお) 「検査はなくてもいんじゃない?」(ゆーちゃん)
ジャスコに到着。7時30分。 ゆーちゃんのお目当てはカラーパンツ。 3階のお店はもうほとんど人がいない。
お店の隣りが、100円ショップだ。 しまった!やつらにとっちゃぁ「ワンダーランド」だ! 「おかーちゃん!100円ショップいってきてもいい?」 「いいよー」 放し飼いだぁ!
子連れで買い物というのは、大変なのだ。 見たいものは見られないし、 ゆっくり選ぶということもできない。 おまけにいらんもんは買わされる。
独身時代には、(子供連れてくんな!)と レストランでも、ブティックでも、新幹線でも思っていたが、 自分が子供を産んではじめてわかった。 お母さん達だって息抜きしなきゃしんじゃうわよ!
と勝手な理屈でお子様達は、100円ショップに踊りこんだ。 バイトのおにーちゃんごめん。
どっちか一人が監視に立つ場合もあるが、 これだけ見事に他の客がいないと、ちょっとはよかんべ? と、母は二人ともうなずき、試着&お見立て(ここは互いにほめあう)。 試着に気がついた女の子チーム3人が、試着室に入ってくる。 母たちが交互に、パンツになるのでとってもうれしいらしい。 「これアカン!67とって!」 「ハイ、ブーツカットの67でゴザイマス」 「おかーちゃんお店のヒトみたいー。」 「でか!58とって!」 「はい、ストレッチタイトの58でゴザイマスって、 なんで私ときゃおちゃん10センチも違うのっ!?」 怒んないでよー。ちびなんだからしょーがないじゃん。
母たちが楽しく遊んでる間に、放し飼いのお子ちゃまたちは、 100円ショップで「コレ!」というものが決まったらしい。 「商品をお店から外に出してはイケナイ」 と上4人はわかっているので、手ぶらで母の元へ来ては商品説明をする。 「あのなー、しゅこしゅこするのがほしいー。」 「?????」 レー君はボールの空気入れが欲しかったようだ。 「サーは、ちーぅ!」 サーちゃんはキャラクターのこまかいシールがお気に入り。 「ボクは釣り!」 モックンは、お風呂おもちゃの釣りセット。 ミーはニヤニヤと「ふふ、こっちきて。」 そして、マル。 「かっか〜〜〜、まま〜〜!こえこえ〜〜〜!」 どあぁぁぁぁぁ。 みけんにしわを寄せて、風船をつかんで走ってきた! 「わかった!わかった!すすすすみませ〜ん!」 「おにーさん、ごめんね!」 「わっはははは、いいスよー。かわいっすねー。」 ほっ。金髪のおにーさん、ハナシわかる方で母助かります。
「蛍の光」に送られてそれぞれがひとつづつ包みを持って、 またしりとりをしながら帰った。 「み・み・み・みかん!」(レー君) 「"ン"がついて終わりー!」(ゆーちゃん) 「(あわてて、)みかんをたべた!」(モックン) 「たんぼにおちた!」(きゃお)
「たのしかった!」
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