「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2000年11月29日(水) ごめんなさいの気持ち

お父さんがお風呂当番で、お母さんがあげ番なんて、テレビの中だけさ。ふん。

お風呂で、水鉄砲で遊ぶモックン。
ミーはガチャガチャコレクションの塩ビの指人形で、
「ミー・ワールド」に入って遊んでいる。

「やーめーてーよー!」
「ふひひひひひ」
「おかーちゃーん!目目に鉄砲うってきた〜!目目に水はいった〜!」

マルをがしがし洗いながら、母、ひとにらみ。

母の怒りビームに当たったモックンは、
ものすごくぶっきらぼうに、
「ごめんな。」
「そんなん、ゆるせんっ!」とミー。
「おかーちゃん、ボクちゃんとごめんてゆったのに、ミーこんなんゆう。」

むぅ。
「あのさ。そんな”ごめん”だからじゃない?」
「ゆったよ?」
「どんなふうに?」
「ごめんなっ」(これぞ仏頂面である。)
「んー。」

ばこっ!(母がモックンを軽く殴る)
「ごめんなっ」モックンの仏頂面を真似する。
「むひー。」モックン不満げである。
「どう?許してあげられそう?」
「・・・・・・いや。」
そうだろうよ。
「じゃどんな言い方だったらいい?」
「・・・・・・・ごめんなさい・・。」
「さっきの”ごめんなっ”とどこがちがうんですかぁ?」
「どこかなぁ。」
「気持ち?」
「あー。そう。今のは"ごめんなさいの気持ち"で、
さっきのは"いじわるな気持ち"。」
「いいこという!」
「♪」モックン得意げである。


フロ、ゆっくりはいりたい。


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