夕方、(あ)の通う塾で勉強が終わった後、近くの小川で、みんなで釣りをしようと言うことになったらしくて(先生が言い出しっぺ...)、終わりの時間を見計らって迎えに行った。 場所は霞ヶ浦の岸辺に沿った用水路。 彼にとっては念願の初釣り体験、ずいぶん前から釣り連れて行けとせがまれていたのだが、私自身は釣りを趣味としていないので、連れて行ってない。 上の姉ちゃんを連れて指定場所に行ってみると、小川というよりはれんこん畑の間を流れる用水路。でも、ワラワラと20人近い子どもらが大騒ぎで釣りをしている。 (あ)はまだ釣れないらしく、半べそだった。アカムシを針につけるのも一苦労、でもね、自分でつけられるようにならないと。いつまでもお父さんがやってあげるわけにはいかないんだよ。 他に来ていた釣り好きの父兄にエサのつけかた、ポイント、ウキの判断等教えてもらいながら、2,3回逃がしたけど、やっと一匹釣りあげたときはうれしそうだったね。最終的には数匹、釣れた。 私も、借り物の竿で、2,3匹、釣れた。手ごたえがあり、釣り上げたときの快感は、これはひょっとしたらハマッてしまうかも!と思わせるものだった。彼もすごく楽しかったらしく、帰りのクルマの中で満足げな表情だったのが印象的だった。 そんなことをしていたら勉強時間が減ってしまった。 -
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