ラミパスの日記...ラミパス

 

 

宇宙飛行士・毛利さん - 2004年05月27日(木)


(こ)の通っている学校の、地区父母会主催の講演会があった。
宇宙飛行士・毛利さんのお子さんたちが、今(こ)が通っている学校の卒業生という関係で毛利さんの奥様を招いてお話し。

言わずと知れた日本の誇る宇宙飛行士、毛利さん。なるほど、彼が宇宙飛行士になったのは彼の持つ資質が大きかったのはもちろんなのだが、奥様の言わば内助の功がきっかけとなり、その後の家族を支えたことがよくわかった。
ちょうど、宇宙飛行士募集に応募して、選ばれて、実際にミッションに参加するまでの10年間、3人のちいさい年子を抱えて、夫婦それぞれに苦労を重ねて。

「チャンスをチャンスと捉える的確な判断、プラス思考」が如何に大事か。
そして、「こうしたい、こうなりたい、こうありたい」という思いを如何に保ち続けることが大事か。
「夫を宇宙に行かせたい。この思いに少しでもブレが生じたら今の私たちはなかったと思う。」単純だけど、とても重要なひとこと。

思わず「エースをねらえ!」の、桂コーチから岡ひろみへの言葉、そして藤堂たちが苦悩するときに桂コーチから教えられた言葉を思い出す。

「梅は甲州野梅をもって最上となす。その第一の理由は仁がくずれぬことにある。」
「ここでいう仁は胚乳をさしている。種の中核を人間の精神に見立て、その仁がくずれぬ甲州野梅を最上に格付けしたのだろう。それがあいつの心意気だったんだ」

「百忍通意」

まさしく今の自分に必要な気持ち。こんなところでこんな元気をもらえるとは思わなかった。




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