ラミパスの日記...ラミパス

 

 

草津2日目 - 2002年05月23日(木)


7:30起床。
寝苦しくてよく眠れなかった。ぼーっとしながら朝食。天気は。。。雨は大丈夫なようだ。曇りだがときおり薄日がさす。

きょうは、本白根と鏡池まわりの散策。先日の草津掲示板で、まだ雪渓が残っていると情報があったので、ちゃんとしたトレッキングシューズや寒くない格好で出発。
ロープウェイ山頂駅横にクルマをとめ、9時25分、冬なら斜滑降で清水沢に抜ける斜面を下る。ここでさっそく雪の上を渡る。スキーの清水沢コースより数m上に、鏡池へ向かう遊歩道がある。ここを約1時間歩く。

きょうは完全に無風、雲は山よりも高く、降りそうだが降らない。シーンとした樹木の中に小鳥たちのさえずりだけが響く。うぐいすとカッコーぐらいしかわからないが、すばらしいさえずりの声。20分ほどは水平に尾根を回るように行くが、途中からほぼ尾根に向かって直角に登り始める。とたんに息があがって、休み休み行かないと呼吸が持たない。
それでも、だいたい10時過ぎには鏡池の淵に着く。この池も古い噴火口の後らしいが、水底が亀甲状の模様になっているのが特徴。たて看板にはどのようにできたのか書いてあったが、忘れた。ここらでぽつぽつと雨が落ちてくる。このまま雨脚が強くなると困るので先を急ぐ。本当は池のすぐちかくまで寄って見たかったのだが、それはまた今度だ。







池の周りをぐるりと回りながら道は進み、突然視界が開けたと思ったら、本白根への尾根道に出た。右はやはり古い涸れた旧火口。左は草津温泉から万座方面がよく見える。驚いたことに、下界の救急車のサイレンの音が聞こえる。きょうは本当に無風で静かだから、下界の音もよく聞こえるのだろうか。
展望場で大休止。遠くに横手山の鉄塔が見える。これですっきりと快晴だったら言うことなしなのだが。
この遊歩道は、鏡池のほうからまわるコースと本白根ゲレンデのほうから来るコースとあり、ぐるりと周遊できるようになっている。反対側から中年の夫婦がやってきた。写真を取ったり、あれこれ話しをする。ここまでほぼ1時間、だいたいガイドブックに記載されている通りだ。

20分ほど休んだ後、本白根山頂へは行かずに反対側から降りることに。こちらはほとんど下りばかりなので足取りも軽く、途中雪渓を横切るところも危なげなく過ぎ、気がついたら逢の峰ゲレンデへ到着していた。時間はわずか30分。レストハウスの階段のところに腰かけてちょっとオヤツタイム。
結局雨は降らなかった。
地図で見ると、昨日のシャクナゲコースを自転車で往復のほうが距離はありそうだが、きょうの道のほうが登山の雰囲気を味わえて楽しい。まだハイキングには早く、ようやく雪が溶けてきて草花はこれからというところ。

昼食はうし代亭でざるそばと山菜まいたけてんぷらの盛り合わせ。このてんぷらが実にうまい!てんぷらがうまくて感動したなんて初めてじゃなかろうか。山菜の種類など自分にわかるはずもないが、とにかくサクサクの衣と新鮮な山菜が実によい。

その後汗を流すために西の河原露天風呂へ。クルマを白根神社近くに置いて自転車で行った。爽快な露天風呂。ちょっと湯にあたったかな、出た後フラフラになってしまったので、ガラス蔵でカミさんと(の)のお土産を買った後休憩。水分補給しながらぼーっと過ごす。
そういえば草津の街中で自転車を見たことはなかったが、それも今回納得。とにかく急な坂道が多く、押して登るのが大変。MTBとはいえ、登りのときは押しているほうがはるかに多かった。

きょうも優雅な一日。夕食は質素に部屋内で取ろう。



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