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| 2005年04月17日(日) | 先週末のお花見＜カップル編＞ |
遅くなりましたが花見第２段。
もう桜も散ってしまったし、単に書き忘れていただけですが。
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花見に行ったら目的は桜ですが次に目に付くのはカップル。
初デートもマンネリも熟年組もみんなしてカメラを構え桜を撮る。
そうして彼らがほぼ１００％の確率でしていたことがありました。
それは「彼氏が彼女の写真を撮る」。
ああ、ラブラブね、ラブラブなのね。
だいたいは１本の桜の木の下で１〜２枚撮って移動になるんですが
花びらの下で微笑む彼女があまりにも可愛すぎるせいなのか
普通に「はいチーズ」で終わらない、そんなカップルもいます。
それがしだれ桜の下で見かけたカップル。
水色のワンピースを来た明るい髪色の小柄な彼女、
帽子とジーンズの似合う爽やかな格好の彼氏。
なんだか初々しい匂いがします、いいなあオイ！
若いもんはええのう、という気持ちで
ぼんやり眺めていたら撮影が始まりました。
斜めから午後の日射しさんさんと降り注ぎ
ワンピースの肩の上で茶色く染めた髪がかるく透け
あ、きれい。そう思わせるその場所が彼女の立ち位置。
そしてその１メートル手前が彼氏の立ち位置。
カメラ、いや、彼氏に向かってにこっと微笑む彼女。
なんかもう笑顔から「好き！」って見えてくるようです。
見てられない！もうお母さん見てられない！
今こそ今この瞬間こそシャッターチャンス！
のはずが
「違う」
ここで彼氏のダメ出し！なぜ。
「視線は軽く右上な感じにして」
どうやらカメラ目線はだめなようです。
「こう？」
とまどいながら指示に従う彼女。
「や、もうちょいこっち」
「１歩下がって」
「髪の毛そっちは後ろにやって」
なんでしょうこの撮影会は。
それからしばらく、ああでもないこうでもないと
彼氏が（一方的に悩みながら）指示を出してました。
同じように写真を撮りたくて順番待ちしてる人たくさんいますよー。
「うん、そこで笑って」
お、ＯＫがでたようです、ここで彼女やっと笑顔！
のはずが
「だめ、歯は出さないで笑って」
いい加減にせい。
