つらつら日記♪
もくじ巻き戻し早送り


2005年03月05日(土) 粉雪のように輝くあげパンを食す。


友達から電話がかかってきて出かけてきたのですが

「はい、おみやげ」

そう言ってもらったのが、あげパン。


どこからか手にいれたらしいんですが
いやいやや、あげパンなんて久しぶりに見ました。
あげパンとは、油で揚げたコッペパンに砂糖やきなこがまぶしてあるもの。
激しく甘いです。小学校の給食によくでてました。


袋をあけて覗きこむと鼻先に広がる甘い匂い。

粉雪のような砂糖につつまれて白く輝く、あげパン。

う、美しい。なんて美しいんでしょう。


ちょうど夕方くらいでお腹も空いていたので
袋をガサガサめくりあげてかぶりつくと



サクっ・・・・



ああ!ああ!なんていい歯ごたえ!

小気味よい音と一緒にパラパラと舞い散る砂糖。
かぶりついた口元にも白い粉がラメのようにきらめきます。

あげパンをもっちりもっちり噛み締めながら
小学校時代の、あの頃の記憶がよみがえります・・・。


あげパン・・・


あげパン・・・


あたしあげパン苦手だった。


口のまわりに砂糖がついたり手がねばったりするし
食べにくくて困るしで半分ほど食べていつも残してた。
なんでみんなあんなに好きなんだろうと思ってた。

今は、いいかも。

苦手だったあの頃があるから、
今、より美味しく感じるのかもしれない。

毛嫌いしててごめんねあげパン!




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