震えるように - 2004年09月05日(日) 人がいなくなることは、怖い。 なんとなく。 そんなに長生きはしたくなくて。 ひとりぼっちで死ぬのはイヤだから。 誰にも迷惑をかける前に、 まだ誰かが傍にいてくれるうちに、 死んでしまいたくて。 今ならば、と考える。 更新もできなくなって。 そのうちひっそりと、誰かの手によって添えられる一文。 そんな、酷く暗くて。 どうしようもないことを。 それでもきっと、いちばん幸せな消え方のような気もして。 ひたすら「嵐があるから」と言い聞かせて死なないだけの毎日を。 それでもずっと続けていくような気がする。 とりあえずは、南くんとトキオを見終わらないうちには死ねないもんね。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 遠い過去の話。 裕貴がJr.を辞めたときの記憶。 ドームで、はじめて彼の言葉を聴いた。 涙混じりでファンに伝えていた。 ジュニアを辞めること。 その頃、嵐はデビューしたばっかりで。 それが分岐点であったことは、誰にとっても明白だった。 なんでもない時に、何気なくそれを思い出していた。 例えば、とにのに置き換えて考えていた。 とてつもなく怖くて、嵐であることに安堵した。 いついなくなるかもわからないジュニアから脱している状況に、心から安心した。 もし、という世界を、永遠に体験することはないけれど。 偶然やなにげない選択が結びついて形成されている今を生きていることに。 彼らがここに居ることに。 私が彼らを見つけたことに。 ひたすら喜びを覚える。 幸せなのか。 これで良かったのか。 なにひとつ、わからないけれど。 ...
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