ときどき、晴れ...

 

 

終わっちゃった。 - 2004年03月30日(火)

「シブヤから遠く離れて」
とうとう終わってしまいましたね。
こんなにも、時が過ぎるのは早いものか。

22時頃、シブヤから遠く離れた自宅で、拍手を送りました。




・・・痛いですね。
ええ、痛いですとも!
ちゃんと、スタンディングオベーションしましたよっ!?
もちろんですよ!
当たり前ですよ。
最高の賛辞を、シブヤに関わった人全てに贈りたいと思います。

当日券には、360人以上並んだとか。
カーテンコールは5回。
にのは終始笑顔で、勝地くんは泣いてて。
ニナや岩松さんも出てきたと。
友達から報告を聞きまして。
ああ、ホントに終わったんだなぁ、と思いました。

全く演劇に疎いワタクシではございますが。
ああいう舞台が観たかったんです。
観客を引き込んで離さないような。
一度、観てしまったら、もう離れられなくなるような。

・・・赤の神紋を読んでから(爆)。
そんな舞台って、ホントにあるのかな?って思ってて。

で。

あ、あるんだ。

と思ったんです。
こういうのが、そうなんだ、って。
人を惹きつけてやまないってこういうことなんだ、って。

だってね。
もうさ。
にのがどーのとか、そういうんじゃないんだもん。
あの幕が開いている間は、そこに居たのは「ナオヤ」だったから。
そこに立っているのは、マリーやナオヤやフナキやケンイチやトシミやアオヤギであるわけで。
幕が降りた瞬間、二宮和也に戻る姿を見て、ああこの人はすごい。って確かに思いましたけど。
カーテンコールで、最後にカーテンを締めながら、ちょこんとお辞儀する姿には、正直萌えましたけれども。

あの場所で、シブヤに出会えた幸運を、ホントに感謝しています。

だって、ホントに一生モノの舞台になるもん。
すっかり身体の中に住み着いちゃってるから。
なにか、ふとしたときに、ひょっこり顔を出すに決まってるんだもん。
火傷の傷痕は、きっとずっと残ってるよ。
消えないよ?
むしろ、消さない。

ずっと、ジリジリと心の隅っこを焦がしてくんだ。
そんで、シブヤの中でうずくまってるナオヤに思いを馳せてみる。
それに意味があるのかって聞かれたら、答えることはできないんだけど。
今でも、オイラの中で足跡を残していく作品の中に、この舞台は確実に入っているから。

・・・全てから解放されたナオヤは。
今でも、シブヤの雑踏の中に在るんだろうか。
・・・・・・・・永遠に?


...



 

 

 

 

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