ときどきメモ
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2003年12月28日(日) 本の帯

大抵なんでもとっておく性質なもので大掃除は一苦労です。
本についてる帯も捨てずにとってるものです。
…が、とっててもしょうがないので処分することに。
でもなんとなく惜しくてひとつひとつ見てたんですけど帯を見てすぐこの本とわかるものって意外に少ないです。

「決闘は貴婦人の嗜みだものね」
そんな物騒なこという人に心当たりは一人だけ

「武器は、頭の中にある」
…まだ読んでないや。

「最初の作品は、幾つも名前を持っている女の子の物語です。」
これはわかる。加納朋子さんの。

「届けたい「言葉」があるーだから」
うんうん。(イラストですぐわかる)

「かりそめの恋、揺るぎない愛、掛け違う心」
こんな恋愛っぽいの読んだっけ??

「ドクター、今夜は、泊まってく?」
…なんか妖しい。

「捕まえてごらん、ご主人様」
げげっ、何これ!

「愛人v大募集中」
ぎゃあ、何読んだんだ私!

急いで帯をひっくり返して納得。
そんなこというのは君だけだ。

別に変な話じゃないですよ〜。男装の女王様がひとつ空いた愛妾(もちろん女)の席を埋めるべくお供に騎士一人連れて旅立つ。
で、旅の途中であったお供の騎士の友人の義理の娘を愛妾にすることに決めるんだけど、領主と虐げられてきたジプシーの反乱に巻き込まれるも見事解決するという。
深いとこには重いテーマもあっておもしろいです。

それにしても目をひくためとはいえ帯ってすごいことになってるのね。

ちなみに上から

田中芳樹「黒蜥蜴島」

井上尚登「TRY」

加納朋子「魔法飛行」

茅田砂胡「女王と海賊」

北村薫「六の宮の姫君」

駒崎優「手折られた青い百合」

樹川さとみ「千の翼の都」

高殿円「エルゼリオ」

全部わかった人いたらすごい!


遥花 |MAILHomePage