春は何番まで吹き荒れるのか

春一番が過ぎ去り。
二番三番が吹き荒れ、気を抜けば飛ばされかねない今日この頃。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

気付けば、先月は一度も日記を更新しておらず
もはや月1すら継続できない有様に、本人も諦めを通り越し呆れるばかり。
28日しかなかったから、などというのは言い訳になりませんか。
なりませんね。

紺の生存すら危ういのではと思われた方。
生きてますよ、生きてます
とにかく先月は嵐の前兆がやたらと多くてですね。
いやもう、ぶっちゃけ、毎日がキレキレでした
以下、2月の紺の心模様をお届け致します。


2月上旬。
異動時期ということもあり、俄かに会社内も浮き足立ち。
紺の胸中は複雑怪奇。
というのも、仁義なきあの代理との別離が待っていたからです。
(参照 2002年→7月28日、→9月1日

入社当初から散々に遊んで貰った代理との別れ。
「娘」「パパ」で呼び合う仲にまでなったのに。

一期一会の無情さに、ちょっぴり心を痛めてみました。
代理との最後の日。


 紺:「代理が行くのヤダ」

代理:「仕方ないだろ、サラリーマンなんだから」

 紺:「うー・・・」

代理:「何だったら、お前が俺の支店に来れば?」

 紺:「うん、行く」

代理:「まあ、その頃には、また俺が異動だろうけどな」(笑顔)



私がお嫌いなんですか、代理


最後の最後まで代理を貫いて下さり、尊敬の念すら覚えました。


そして、代理の居ない事実に未だ慣れない2月下旬。


紺、入社して幾度目かの係替え決定
あまりの急展開に思考が追いつかず。

昨日まで、何の前触れもなかったじゃないですか。
また島流しですか、私。

と、文句を垂れる暇もなく、隣のフロアにお引越し。
そこで待っていたのは、未開の土地での再出発。
しかも、問答無用で窓口に出され。
意味も分からないまま、見様見真似で接客。
毎日がどうしようもないほど刺激的でした
で、ようやく自分のするべき事務の大枠が掴めてきたかと思えた矢先。


その係のG代理(♂)が、長期休暇を取るとの噂


ちなみに、今所属の係は紺とG代理、ふたりしかいません
そして、その事務処理を理解しているのは、その代理のみです。


その噂を耳にした時。
まず、有り得ない
と思ったことは言うまでもありません。


まだ、紺が担当になってひと月も経っておらず。
接客さえも初めてで。
G代理以外に誰もその事務処理が出来ない、なんていう状況。
まさか、紺に任せるという無謀なことはしないだろう。


と、祈りにも似た思いに縋っていた紺。
ものの見事に断ち切られました。


「申し訳ないケド、頼むね」


G代理に極上の笑顔でマニュアルを手渡されて。


マジだよ
本気で休むつもりだよ、この代理


と、不安を通り越し、紺の腹は荒れ狂う怒りで充満。

もし、眼差しで人間が消せたなら。
あの瞬間、間違いなくG代理を抹消していたことでしょう


それからというもの、毎日が訓練による訓練。
紺が処理を覚えないと、G代理は休暇が取れないことによるもので。
新しいことを教えられる度に、キレる自分を抑えるのに必死です。


一筋縄ではいかない処理に、紺が眉間に皺を寄せると。


G代理:「大丈夫、これは滅多にない処理だから。稀なケース」


と説明しながら。


G代理:「でも、よく来るから気をつけてね」


えー、ちょっと待って下さい。


G代理、たった今。



滅多にないっておっしゃいませんでしたか



一言目の大丈夫とは?



こんな説明が毎日繰り返された日には。
胃の穴の空き具合よりも、脳内血管破裂の方が心配です

煮え繰り返る腸を抱えながらのG代理との会話。
今や、紺の口癖は。

「無理です。全く分かりません」


機嫌悪化の一途を辿る私の状況に。
周囲の人も、代理長期休暇による事態の重大さ深刻さに、
ようやく気が付いた模様で。
開かれる役席会議では、毎回この話題が取り上げられるそうです。
っていうか、遅いから。


嵐を呼ぶ、代理の長期休暇は、来週です。




・・・もしや、嵌められたか私






= わらし講座 =

わらしの日常を披露するこのコーナーですが。
今回は、お休みということで。
というのも。
わらしが山へ帰ったからです。
え、分かりにくいですか。

つまりは、自動車教習合宿へ旅立った、ということで。


時折、わたしから家に電話がある模様。
どうやら、携帯の繋がらない奥地に追い遣られたようで。
鬼教官に苛められまくりの毎日に、逆ギレしそうだとか。
姉心からわらしに贈った言葉は。

「卒業できるまでは手を出すな」

無事帰還出来たら、合宿の一部始終を語って貰おうかと思ってます。



2003年03月09日(日)

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紺色の日記 / 紺

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