生きた証 |
紺の生息地は残暑厳しい毎日です。 みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 紺はまた始まった研修の日々に朦朧としております。 数字が脳ミソを見事に占領。 これなら微分積分の方がマシだとさえ思わせてくれるほど。 遣られっ放しです。
さて、小中高生は今日で夏休みが終了。 この日記をはたして、小中高生が読んでくれているのか 分かりませんが明日からもまた勉学に勤しんで下さいませ。 夏休み。 もはや、紺には全く関係のないイベントとなりました。 哀しいことに、お盆さえも縁が御座いません。 紺の長期休暇は年明けに予定変更。 空から大魔王が降って来ないことを祈るのみです。
先日の金曜日の出来事。
研修後、同期の数人と飲みに行く途中で。 鞄から不吉な振動が。
ああ、無情。 それは、支店からの着信。
出来るものならば。 この場で今すぐ携帯を道路に投げ捨ててしまいたい。 隣で行き交う車の下に投げ込んでしまいたい。 心の底から強く願った一瞬でした。
でも、まさか、シカトする訳にもいかず。 仕方なく携帯のボタンを押す紺。 声の主は先輩。
紺:「はい、紺です。お疲れ様です。……」
回想したくない内容を要約すると、つまりは。
送別会があるから来い。(ほぼ強制)
謹んで遠慮致します、などとは言えず。 その時点で紺、二次会は送別会に決定。 その為、同期との飲み後、休む間もなく支店の飲みへ直行。 そこでの状況を要約すると、つまりは。
セクハラ集団と格闘。
そして恒例、あの代理との仁義なき戦い。
そうです。
紺のことを「七五三」、はては「娘」と呼び。 じゃあ、代理はパパですね、との紺の反撃に対して。 「俺はまだそんな年じゃない」と即答したあの代理です。
紺 :「お疲れ様です。代理」(代理にお酌する)
代理:「おー。ちゃんと食べてるか」
紺 :「ええ、お蔭さまで」
代理:「しっかり食べないとな。紺はこれからだからなー」
紺 :「・・・はい(何が)?」
代理:「第二次性徴が」
そう来たか。
言い返そうかと口を私が開く寸前に。
性教育は俺がしてやるからな、と留めの一撃。
ノックアウト。
紺、今回は代理に大敗。 ああ、そうだよ。 紛れも無く、立派な幼児体型だよ私は。 っていうか、立派なセクハラだろうコレは。
波乱な飲み会に見事、飲み込まれた紺でした。 次回こそは。
=わらし講座=
わらし(大学生♂、正体不明)にはある癖があります。
脱いだ物をそのままにしておく。
例えばズボンなら。 脱ぎ散らかすのではなく。 腰から降ろし、両足首から抜いたままのこんもりとした原形で。 床にそのまま置いてあるのです。
そう、まるで脱皮をしたかのように。
何度云っても片付けをしない、わらしの厄介な癖です。
そして、これは今朝の出来事。 おかんとわらしの会話。
母 :「ちょっと、何なのこれは。片付けなさい」
わらし:「それは俺が生きた証なんだからねッ」(超力説)
何だよそれ。
いつもの事ながら、面白いほどにふたりの会話不成立。
奇妙奇天烈な答えに対するおかんの反応。
母:「いいから、片付けなさい」
母、強し。
それから数時間後の夕食時。
リビングにて紺、生きた証を2つ発見。
本当に、何も聞いちゃいねえ。
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2002年09月01日(日)
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