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2011年のKinKi展望 １ - 2011年01月29日(土)
一昨年だったかその前だったか「笑っていいとも」のあるコーナーで（覚えていない）にジャニーズファンです〜という一般人の奥様が出演したことがあった。
とても美人なセレブ奥様って感じで会場の受けも悪くない。
「SMAPからKinKi Kidsにおりてぇ〜KinKiから××におりてぇ〜××から××におりてぇ〜××から××におりてぇ〜今は嵐に夢中でぇす」と嵐のウチワを持つ彼女は、司会の 香 取 君 に 自己紹介した。
そして彼女の言葉に客席からはどっと笑いが起こり、香取君も微妙な顔をしながらも笑っているし、番組はつつがなく進んでいった。
私はテレビの前でポカーーーーンとしたけれども。
彼女はなぜあんなにも自信に満ち溢れた笑顔で、本人の隣で、アタシはもうアンタになんか興味ないのよ宣言ができるのか。
そしてなぜ誰もが笑えるのか。
私にはちょっとその笑いのツボが掴めなかったのだけども、世間一般でいうところのジャニーズファンとはこっちを指すのだろうとは思う。
ママにとって大事なものは夫や子供との生活であり「アイドル好き」は単なる趣味。そのへんのジャンル分けがしっかり出来ていることが、逆に彼女の好感度をあげているのだろうし、世間的にOKな「ジャニーズファン」とはこのタイプなのだ。
三度のメシよりもジャニーズ☆をアピールしたら観客はドン引きしていただろう。
アイドルに人格は必要なく、古いものから新しいものへと、玩具のように乗り換えていっても許されるものなのだから。
そりゃまあ私も会社では、１０年以上前からKinKiファンですがなにかとカミングアウト出来る筈が無く（そんな雰囲気の職場ではない）、ジャニーズ？なにそれ？という顔をして生きているし、嵐いいですね〜最近人気ありますね〜櫻井くん素敵ですね〜レベルの日常会話で、一般人を装っているワケだけども。
「Family〜ひとつになること」が発売され、ツヨシ君がやたらと「ジャニーズファミリー」という言葉を使い始めたけれど。
（悲しいけれども）いわゆるジャニーズファミリー的な女子は、今のKinKiにはなかなか食い付かないと思われ、ママさんのような宣言ができない！むしろ絶対にしたくないし！という お り ら れ な い 女 達 がKinKiの傍にいるんだよ………と言ってあげたくなる。（遠い目）
つづく
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