@おさかなの日記...@おさかな

 

 

実は福岡コンにも行ってしまいました… - 2003年06月10日(火)

 名古屋コンレポの続きを書かない内に福岡に旅立ってしまいました。ってなことで、コンレポその3というよりは、福岡ドーム報告。
…ええ。福岡コンに行ってしまったんです。(小声)

 ブラボー福岡!!忘れないよ福岡ドーム!
名古屋ドームより規模が狭い福岡ドームは観客席とステージとの距離感が丁度良く、名古屋より盛り上がっていたんじゃないかと思う。あくまで私見だけども。
 ムードメーカーつよしさんの調子が良かったから、というのがその要因のひとつなのも否めない。コン前日に(飛行機で)福岡入りした彼は降り立った時に「吐き気と目眩してん〜」と言いつつも、過呼吸をネタに笑いを取る余裕があるし、王子がこれまた、一体どうしたの君?とコッチが驚くぐらいの甘い言葉を相方に吐くったら吐く。「剛はドラマで疲れてんねんな〜」「忙しいねんな〜」「カラダしんどいねんな〜」「(過呼吸で楽屋に消えた彼に)戻って来れるようになったら来いや〜」

………おねーさん、もらい泣き。by ヒトトヨウ

 あなたはこうやって日々相方の性格を会得していくのね……と頭が下がる。

 福岡ドームはカメラ撮影が入っており、笑顔の裏には今日は失敗は許されない!という気迫が隠されていたのかもしれない。だが仕事への情熱だけでここまで出来るものだろうか。
 ラブだよラブ。マジにコンビ愛がなければ無理だって。
どうもKinKiファンの中の一部の派閥、各オンリー派同志には歪み合いもあるみたいだけど、こんなナマの彼らを観ていてアホらしくならないのだろうか。砂吐くけどアタシなら。
 彼らも宣言していたように解散なんてあり得ないと思う。
 ソロ活動もして再びKinKiに戻った彼らは。
もしかしたら離婚の危機を乗り越え再びやり直すことを決意した夫婦かもしれないし、ただ単純に別行動をしていた夫婦かもしれない。
 さあどちらだったのか。
でももう、どちらでもいいんじゃないだろうか。
KinKI Kidsとして存在することを、彼ら自身が選んだのだから。
まあとにかく斜陽のコンビだなんて言われないよう、Kファンならば絶対にCDは買え!ってオチで。(笑)


 7日は『海が見たい…』のつよしさんの一言で、ホテル最上階の中華料理店で眼下に海を眺めつつ食事もしたそうだし。
 『堂本兄弟』のメンバー(えなり君、由美さん他)は皆、収録時に元気の無かった彼に励ましのメールを送ってくれたそうだし。
 ドラマロケでは唯一の話相手の天野氏が何かと構って笑わせて下さってるようだし。
なんつーか。つよしさんは嬉々として近頃の僕語りをするのだけども、一丸となって彼のテンションを支えている周囲の方々にちょっとばかり笑みが。
つよしさんにはたぶん『飴と鞭』ではダメなのだ。飴10コに軽い鞭1回ぐらいで丁度良いのかもしれない。誉めて誉めて甘やかした後に、そっと「でも、もう少し頑張った方がええんちゃう〜」と促してこそ、繊細な彼は本領発揮し驚くべき実力を出すタイプのような気がする。

 そんなワケでドームツアー最終日。
 1部は王子の甘やかし攻撃が功を奏したのか『お前は〜やればできるコなんだから〜』とウド鈴木の歌が頭に浮ぶ程に元気だった。素晴らしいっす。帽子シャッターの時間も短かったし眼ビームの威力は絶大。
 MC中に新曲の振り付け変更箇所の練習を始めたりと、二人のトークがいつになく自然。つよしさんの気の抜けた平仮名喋り絶好調。(笑)
 ダイエーホークスのホームである福岡ドーム。アドリブに弱い筈の王子が、ダンスの途中に王監督のバッティングポーズも披露。私は彼のクール&コメディを愛でているので大ウケ。

 2部は1部よりは疲れ気味のつよしさんだけど、ムードはあくまで明るい。
MCでは「カコってんねん〜(過呼吸になったの意)」とステージからハケるが、「お大事に〜〜」の切り返しが出来るKAT-TUNぐっじょぶ。現代っ子おそるべし。
 息の切れた王子が胸を押さえて「かっ、かこきゅう〜〜〜」と膝をつくネタもあり。(2部じゃないかも…)
つよし「いや、それ俺やからっ」←笑いながら
王子「あ、そーかそーか、お前か〜〜」←ウケて嬉しそう

 しかし、つよしさんが過呼吸過呼吸〜と連呼しながらも元気に振舞っているのに対し、王子は弱音も吐かずに徐々に疲労の色が濃くなる。実は不慣れなベビーシッター兼ステキ王子を演じ続けるのに疲れたのか。(爆)カメラ撮影に人一倍気を張っていて疲労していたのかも。ダンスは完璧だけども、外周巡り中には仕事帰りのお疲れサラリーマンになっている瞬間があった…。
 つよしさんも頑張っていたけど、君も本当によく頑張っていたよ王子。涙ほろり。


 オーラスではダブルアンコールで『フラワー』あり。
そうしてドームツアー最終日。
最後の最後に、中央ステージを去っていくという大事な場面で。

 出口を間違えた王子は思いきり方向転換。(さすがっす王子!笑いの神が降りてます!)

そんなとぼけた王子を「んふふ」と訊こえてきそうな笑みで見送り、「じゃあね〜」(「じゃあまた〜」だったかも)と手を振り去っていったつよしさん。


 最後までKinKi Kidsらしいコンサートだったなあと思った、福岡の夜。





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