心の世界ではあなたが泥棒で私が探偵だったの。 - 2003年04月24日(木) ということで昨日、美輪様の舞台『黒蜥蜴』を観に行った。 元々は江戸川乱歩原作の推理小説。でも美輪様と三島由起夫のタッグで絢爛豪華な耽美ワールドに生まれ変わった舞台『黒蜥蜴』…。 濃い。すべてが濃い美輪様の様式美の世界。 美輪様の舞台には魂を吸い取られるので、体力に自信の無い方にはオススメできない。←おいっ 全3幕で休憩時間15分。18:30開演で終演は22:30近くだった『黒蜥蜴』。 長かった。まるでショー劇SHOCKのように長かった。(それが基準かよ) しかもSHOCKと同じ劇中曲が使われているシーンがあって、思わずヒカル兄さんっ!!と呟きそうになった。(大笑) さて今回の内容は。 前回の美輪様の舞台『卒塔婆小町』の時。ラストシーンでなぜかいきなり登場し美輪様とくるくるダンスをしていた青年(年齢不明)が、台詞も多い重要な役を担っていてびっくり。美輪様の愛弟子なのだろうか。(というかオキニ?) パンフで彼を見たら、オソロシイほどに石原裕次郎似だった。男臭さビーム炸裂。彼に対する美輪様のコメントも素晴らしい。 やはりマッチョ系アイドルの頂点は裕次郎なのだろうか。 ジャニーズで裕次郎路線はというと、東山様よりも上に位置するマッチさんだろう。マッチさん主演で裕次郎映画のリメイクもしていたし。 少年隊の中では植草氏、光ゲンジの中では諸星君がその路線だろうか。忍者にも敬承者はいたような気がするがメンバーを全く覚えていないのでコメント不能。(←さほどジャニ好きではなかった為さっぱりワカラナイ) しかし。 SMAPからは裕次郎路線の敬承者がよく判断できない。敢えて言うなら中居アニキか香取くんかもしれないけど、彼らには裕次郎敬承者のキャラが限りなく薄い。濃口ではなく薄味。 V6に至っては………いない。(言い切るな) ゴー森田くんの性格はヤンチャな裕次郎路線だけども華奢な肢体はかなり路線から外れているし、坂本パパ&長野ママもちょっとムードが違う。三宅君はファニーフェイスだし、岡田君は歌姫ヒッキ−も好んだ無国籍美形だし。いのっちは…違うでしょうやっぱり。(おいっ) TOKIOにおいてはマボとぐっさんがその路線だけども。マボもちょっと薄味だし、ぐっさんはマッチョだけどもアイドルを超えて、もはやスポーツマン&アウトドアの達人の域に達している。(爆) そうして。 KinKi Kids内に敬承者が存在しないのは言うまでも無く。 昭和は遠くなりにけり。 平成アイドルには‘男臭い色気むんむん’はたいして重要な要素ではないのかも。 じゃ、どこにそのニーズがあるかというと。 女性の心も兼ね備えた男性達の心の中だったりするのではないかと思う。 ...
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