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INDEX OLD NEW :::2005年09月09日(金) :::背中を見送る 昨日も書いたけど、今日で退職するKさんと、帰り際に少し話をする機会があって、泣きそうでした。といっても駅2個向こうが彼女の次の職場だし、今月中は何度か引継ぎの確認に来社するから最後ではないのですが。 前にオールの時に話していたことを憶えていてくれて、涙ぐみながら、娘を残して出て行く母親の気分よ、と冗談混じりに言ってくれました。 私はそんなものすごく彼女と仲良しをしていたわけじゃなくて、それでも仕事振りやそのほかのシーンでの彼女の持っている雰囲気や、物事に対峙する姿勢に対して好感を持っていて。 本当に寂しいです。また遊びに来てくれるという言葉を信じて待ちます。 というわけで、またひとり、前から会社にいる人が去っていきました。 今までは誰が去って行くときも、社長が花束を渡して、コメントを言って、という形で、最近はコメントの中身がないというか、会社の規模上仕方がないけど雛形のような物から言葉を選んできました的なことになっていました。 今回はドライなお見送りだなと昨日感じていて、一部の人はそうだったけど、実際の今日のセレモニーは、彼女の別れを本当に惜しむ人たちだけがオフィスの一角で一緒に写真を撮ったり、デスクの小物をプレゼントしたり(なぜかおかえしにコラーゲンをもらってしまいました)。いつの間に、誰があげたか超特大のうまい棒の抱きまくら状のバルーン??を小脇に抱えたりしてて。 贈る言葉も、代表で社長が話すのではなく、周りの人が笑いを取りながら言葉を贈っていて暖かいものでした。だからこれでよかったんだと思います。 彼女は働きすぎなくらい働いていて、それでつらいこともたくさんあったけど、社内でこんなに人望がある人なんだな、と思いました。 彼女はしきりに、私に、やりたいことをやりなさい、という風に語り掛けてくれました。正直何がしたいのか、それすらつかめないままに溺れている状態ですが、やりたいこと、できるといいなと思います。彼女に話しかけるまでは、寂しい、私も辞めたい、という方向の心でしたが、少し落ち着いて、ここにいるならここをステップにして少しでもいい方向へ歩みを進めたいな、と思うようになりました。 -------- と、いうしんみりさだったのですが、今日はなぜか私ばかりに仕事がたくさん舞い込んできて、周りは「今日ってひまじゃない?」とか言い始める始末です。 そんなわけなので、私の仕事が落ち着いたところで、いつもなら周りも忙しくしているのですが、今日はゆとりある感じだったので、同じ部署の同じくらいの年代の2人と共にお食事です。エビチリです。 そこで同じ事業部だけど仕事の話しかしたことのない人が、私のことをかなり気に入ってるよ、でもって来週末の社内の10ちょっと位の人数の人たちでの集まりをとても楽しみにしていたよ(最近私はあまり社内の飲み会に参加しないので)、と聞かされました。 なんでこんな話になったのかというと、私が特に社内のメンズに恋愛的な意味合いでの興味を持ってみていない、といったら、彼女のいる人とかも含めて、これこれこういう人たちがあなたに興味を持っているから、とりあえずそこを攻めてみようよ!と、面白半分のアドバイスをもらったのでした。 それまでその人のことは、優しげで好みの声の人だなあ、位にしか認識してなかったのですが、ゲンキンなことに、それを言われてからちょっと気になりだしてしまいました。なんて簡単なオンナなんだ私って。 付き合いたいとかじゃなくて、ちょっとタイプだな、この人が頼んできた仕事は優先しよう、レベルの人が社内に数人いるのですが、それに拮抗する劇的なランクインでした。所詮女子たちの噂話なんだから、ほんとに気にされてるわけがないのは分かっているのです。でも、これによってちょっと気持ちが潤いました。気の持ちようって大きいです。 -------- 明日は、埼玉にお嫁に来ているおばにあたるお姉ちゃんに会いに、ひさびさに埼玉に行きます。集合場所が大学の数年私が住んでいた街なので、なつかしいです。 そして、そこで、10月にあるおねえちゃんの結婚式の時に髪に挿すかんざしを見に行くことになりました。 (着物は水色の着物にしました!これ、というアドバイスをくれた方へ、ありがとうございました。) なぜ都内で探さないのかというと。 彼女は去年こちらへ転勤になった彼についてくることを決めて、入籍しました。ですが、慣れない土地で、しかも忙しい彼で、お姉ちゃんは対人恐怖症のようになってしまって、ふるさとの人たちとこちらの人たちは全然違う、外国の人のようだし怖い、というようになってしまったのです。 だから私が彼女の住む街の近くの中でも大きな街であるその街まで遠征して、一緒にかんざしを選んでもらいつつ、彼女のお家にお邪魔することにしました。 だって彼女、私が彼女に会いたいって言ってくれるか不安、って言うのです。そんなの会いたいに決まっているのに。それを聞いて、電車で1時間もかからない位のその場所まで行かなくてどうするよ!という感じに遠征が決まったのでした。 彼女は「こういう風にできなければいけない」「知り合いを作らなきゃ」とか、いろんなマストを自分で作って、それにがんじがらめになって、それができない自分を責めて、というデフレスパイラルに陥っている気がします。 なんだか書いていて、これって自分にも当てはまる所がある気がします。 こういうことって自分では気付かなかったりするのかな、と思います。 私が彼女と会って、彼女が一気に救われる、元気になれる、なんて都合よく行くなんて思っていませんが、少しでも気分転換になって、その時間だけでも楽しく過ごせたらいいな、と思います。 ・・・それはいいのですが、明日は早起きなのです。 土曜日なのに早起きって・・・。仕事のある今日でさえ寝坊してしまったのに。 けっこうきついですが、早起きがんばります。 |