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INDEX OLD NEW :::2005年04月15日(金) :::いつまで子ども?いつから大人? だるいだるいで、今日が今週最後。 まいにち帰りには同じ部署の子と、今日も疲れたね!って言い合いながら帰る。ホントは年明けに比べたら、閑古鳥が発声練習始めるくらいにゆったりペースになったのに、疲れだけはいつも変わらない。 今日はセールスチームに入ってきた男性の歓迎会(そういえばあまり絡まないまま帰ってきちゃった)。 そこで、Oさんと隣になって、初めてたくさん話をしました。前評判では、彼女がほしいほしい言っていて、社内合コンをやろう!と張り切っていたことから、あんまり興味もない人だったのだけど、今日話をしたら、とても熱い人であることが分かって、とても衝撃を受けました。 私が今の部署での仕事について行き詰まり感を感じていることは、各所でアプローチしていて、それを知っているKさんが、「彼女はすごく意欲的な人なんですよ」と、うちのテーブルを囲む人たちの話題に引っ張り出して。 それで私は何が好きで何をしたくて、というのをみんなの前で話すことになりました。今はスカスカになっているけれど、こうして文章を書くことが好きであったり、今の編集の仕事を選んだのも、時期的に切羽詰っていたこともあるけれど言葉を使う仕事がしたかったからであること。 そこまで話して、そこからは各々が同じような話題を始めたり、テーブルの中がこまぎれになって、なんとなく、Oさんと話が始まった。 彼はライター兼取材のスタッフとして業務委託でうちの会社にいて、最近会社のいろんな新しい試みに対して、彼の立場から提案をすごくしていて、今は受身の仕事の仕方をしている私はそれを見て感心をしていたのだけど、彼の話を聞くと、彼は起業をしたいと志していて、そのためのノウハウを学ぶために最近、他にも持っていた仕事をきってまで、うちの会社での業務に没頭しているとのことだった。 先の私のしたいことの話から、文章を書くこと読むことが好きだということを話していて、けれどそれを仕事にするのは違うと思っている、という話をしたら、彼もライターをしているという職業柄、ものすごく反応をしてくれて、何故好きだというものが見つかっているのにそれをライフワークにしようとしないのかが分からない、と質問をされました。 私はオンとオフを分けるタイプだから、こうしてものを書くことは趣味としてしているけれど、彼は人生が仕事とまでは行かなくても、かなりの比重を置いているから、同じようにものを書くことが好きな私のこういう考え方を理解できなかったみたい。 そこから、じゃあ、そのものズバリものを書く仕事じゃなくても、なぜ今の仕事からそういう業務をできるように発言をしていかないのか、と熱く攻め立てられました。当然私は今の職場にはずっといるわけじゃなくて、別の場所に行くために勉強を始めているわけだけれど、彼の一貫した情熱みたいなものを、私が幼稚な質問をしてもきちんと受け止めて答えてくれる、という所作を通して感じることで、今まで堂々巡りの果てに見つけた自分の将来像が、なんだかまるで根拠のないものみたいに思えてきて、25歳の彼が今こうして話すように、私は25歳で果たして話ができるだろうかと考えて、呆然としました。 人はそれぞれであって、私は今これこれこの通りの生活をしていて、それなりに目標があって、充実感があって生活しているけれど、でも確かに私はものを書く仕事に就きたいと熱望していた時期が過去にあって、先生になるのだと懸命に勉強した時期があって。 今の私と過去の自分、今の私と目の前のOさんを比較して、自分がいかに力を抜いて生活しているのかを叩きつけられたような思いがしました。 結局、2次会には行かずに早々に帰ってきたのだけど、帰りの電車の中も、道も、Oさんと話していたことや、その時の気持ちを反芻してしまって、いつもながら軟弱な自我だと思うけど思考がふらふらしてしまいました。 もちろん私は来年試験を受けるけれど、それでも確かに、仕事にしろ趣味にしろ文章は書いていきたいし、そのほかの趣味たちだって楽しみたい。 人生におけるスタンスが違うのだからそんなに気にすることはない、ともう一人の自分が言うけれど、あそこまではっきりと、そしてまっすぐに目標に向かって取り組んでいる姿勢にあてられてしまいました。 彼がいましている業務について、私の部署ともっと連携をとる必要があって、どんなことでも気づいたことについて言ってほしいと言われたけれど、正直何も思い浮かばなかった。何か新しいことが起こって、それに反応することはできるけど、自分から何かを提言することは確かになかった。 それは本当に真剣に、自社のサービスについてだったり、それを通して自分の成長について考えていなかったことも大きな要因だと思う。同じ時間を過ごしてきて、すごい違いだということを思い知って、これまで来年までは同じようなことをしていたほうが労力が少なくていい、なんて思っていたけれど、同じことをするなら中身をもっと充実したものにする方向で、仕事との関わり方を方向修正していこうと思いました。 社内で私はいつまで経っても年少者でだからこの程度でいいや、となる部分もあるのだと思うけれど、ジョブローテーションを提案したり、または何らかのサービスについての改善策について検討してみたり、自分が長くいるいないに関わらず、自分のためにももう少しきちんと向き合っていかなくちゃ、と思いました。Oさんに感謝。 -------- ちなみに、元お隣さんは最初テーブルとテーブルの端々でなかなかいい感じだったのに、いつの間にかトイレに立った人の席(斜向かい)に座り込んでしまって、目力のすごい目でみつめられて気持ち悪くて、そのせいでヤツが入り込めないようにOさんとトークを続けてしまったのでした。 トイレにたって、帰ってきたら微妙な時間差で私を追いかけてきたりして、絶対狙われている感がありありですが、何とか2人になることは回避しました。なんて気持ち悪いヤツなんだ。 帰りも、てっきり私はオール組なんだと思っていたらしくのんびりしている所でフェイントをかけて帰ってきたので何とかなりましたが、危ない所でした…。 さて、会社の話は忘れて週末です。 明日は微妙な合コンなので、日中は主婦&受験生で行きたいと思います。 何をしてもしなくても、人生はどんどん進んでいく。私も常に自分が今何をしたくて、そのために何をしているのかをぱっと答えられるように、いきいきと毎日を過ごしたい。 |