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INDEX OLD NEW :::2004年12月04日(土) :::師走ではなくディセンバー 日記を途切れさせてからまた1週間(それ以上?)。 気付くとデスクの上のカレンダーがクリスマスを思わせる赤に変わってました。 朝起きてからも、なんだか私が起きていることがおぼろげで、昼頃にようやく外が雨で、それを確認してみたら外気が部屋に入り込んできたので起きていると確信。どうも家にいると羊水みたいで、時間の経過が正確に把握できません。 それでも、出かける必要がない日に暖かな家で好きなことだけしていられるっていうのはうれしい。でも、明日は出かけなければ、です。 先週、自分でもびっくりしたのだけど、左目が悪くなっているかもしれない。 コンタクトをした時に、それぞれ反対の目のを着けてしまったのだと錯覚するほどピントが合い難い。それで、片目ずつ目隠しをしてものを見てみたのだけど、どうも、左目のピントが合うまでに2秒掛かるし、片目なら2秒で見えるようになるけど両目に戻すと、片目だけレンズをつけているみたいに気分が悪くなる。 とはいえ、今私がモニターを眺めている目と画面の間にあるレンズは、実に良好に私の視界を保ってくれていて、それが不思議。なぜだろう?急に目が悪くなったなら不摂生かもしれないけれど、眼鏡なら問題がないなんて。 ということで、日曜日でもやっている眼科(しかも定期がきく範囲!)を調べてみたら、なんと、職場のすごく近くの眼科を見つけてしまったので、仕方がないので行ってきます。 前の職場だったら仕事中に病院に抜けていくことなんて普通だったのに、私がそれをいざ行使しようとするともう、今の職場でそんなことは通用しないのでした。なんたる不公平。 朝起きてもまだ雨が降っていたら、出かけたくないかも。ううん。 最近、目の事だけじゃなく、身体に不調が表れている。 …とはいっても、病気になるとかではなくて、にきびができるとか、爪付近がささくれ立つとか、そういう程度のこと。でも、それは私としてはかなりダメージなので、12月に入った記念&元気のない私に贈り物を、ということで、1万円ほど、身体のケアにかけてみました。手用のクリームの高いのを買ったり、ボディ用のクリームもいいにおいでかつしっとりするものを買った。夜に顔をケアするための美容液とパウダーも。 おかげで、1週間弱で私の手はふたたびいい血色に戻ったし、顔も、見て嫌悪することが少なくなった。素晴らしい。たまにはこういうお金の使い方をするのもいいよね。 先週の火曜日から、うちのチームに新しい人が入りました。 その人は私より年上の26歳。お姉さんです。すごく年上の彼氏がいて、そのせいか彼女自身も落ち着いて見えます。 チームのみんなでお昼を食べに行ったときに、そういう話が出て、ついでに、彼女の合コン関連の交際の幅が広いことを聞いて、でもって、みんな今フリーだったら合コンのセッティングしますよ、というお話に。 他の女性陣はすごく喜んでいて、どういう系の人がいいとか、恋愛論とかに発展していて、そこから、その新しい人は、(この用語選択が正しいかは別として語感は)イケイケっぽいことが分かりました。よく見ると彼女の耳にはCがふたつ組み合わさったような形ピアスがあったり、胸元にも見覚えのあるブランドのネックレスが下がってる。でもって他の子達も、ブランド物を手に入れるためにあたしは働いているのよ!的なお姉さんを慕っていて、本当に合コンをすることになるかもしれない。 OLの正しい姿っていうか、まさにそれという感じだ。 なので、私はあんまり付いていけないような心持ち。若さがたりなさすぎるのかもしれないけど、職場の人と合コンに興じたり、そこから恋愛事情を共有するのはあんまりいただけないような気がする。チャンスは多いほうがいい、といわれて、ちょっと、そうかな、と思っていたんだけど、そうかな、と、自分もしたい、は違うのだと思いました。 多分あっちの方がOLとしての今を謳歌できるのかもしれないし、楽しいといわれれば楽しいかもしれないけど、私はいま、今までの人生で一番といっていいほど恋愛という方向に興味が行かないような状態なので(やばいぞそれは、というのもセット)、若さはじける同僚たちに気圧されがち。ううん、どうしよう。ていうか私が一番年下なんだけど!やばい。 という具合に、私的に、もうだいぶ今の環境からはステージを変えたいという方向に気持ちがだいぶ動いています。そんな折に、来週の火曜日にはマダムな管理部の女性たちとのランチミーティング、という名のカウンセリング(らしい)が行われる予定。悩みとか聞くわよ、と言われているけれど、たぶんあんまりよろしくない社内の空気を何とか盛り上げるためにがんばっているんだろうということが察せられて、なんとなく気持ちが沈みます。しかも自腹だし…。 本当は金曜日にあったんだけど、木曜と金曜に社内ネットワークのトラブルが起こって大変なことになってて(といっても私はネットワークエンジニアじゃないからただヒマなんだけどPCの前で待機)、結局WLMは火曜日になったのでした。 転職という言葉を意識するようになって、でも私はまだ1年目でキャリアを押した転職はできないからリセット転職しなきゃ、と相談をしたら、とりあえずダメ元で、募集とか関係なく(もしくは新卒募集してるとこに既卒としてでも)自分を売り込んでみては、というアドバイスをもらいました。 既卒っていうのはずれているけど、能力とか年齢的にはそういうやり方もやらないよりいいかも、と思いました。自分から動かなきゃいけない、というのは本当だけど、だからどうするっていうことが分からなくて、でも、同じく他の所にいくかもしれないと言っていた子が、募集してないけれど折に触れて自分がその企業を希望していることを伝え続けているという話を聞いて、私もそれをしてみようかなという気持ちになりました。 自分がやりたいこと、行きたいところはまだおぼろげで、さらにちょっと行きたいと思ったところはそう簡単にいける所じゃないっぽいので、難しいかもしれないけどがんばります。 がんばるという言葉は誰でも簡単に使えるし、私もいろんな頑張りの程度を同じがんばるという言葉で表現してきて、正直さほどがんばってないのにがんばってるという言葉を使うことに対して違うだろうと思っていました。 でも、肝心なのはがんばっているかではなくて、がんばっていると思っていることや、これからがんばろうと思っていることみたいに、諦めていないということなんだとちょっと思います。 自分の限界なんて、知ったときにはそれこそ限界なわけで、そこから先には進めないけど、限界ではないにしろちょっとずつでも進歩し続けることこそが大切なことなんだと思います。 だから自分が仕事に忙殺されて自分のことができなくて、へこたれて不貞寝してしまう日があっても、その次の日に起きてそのへこたれを跳ね除けようとする気持ちがありさえすれば、まだ終わっていないし、これからいくらでも可能性はあると信じて、がんばろうと思います。 気持ちが急いていけないけれど、クリスマスに変容していく街を楽しめるくらいおおらかに、今年最後のひと月を生きたいと思います。 |