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INDEX OLD NEW :::2004年11月21日(日) :::みっつの耳と目 天気が崩れた休日のせいで、思いっきり食糧を買いためて、第二陣で散歩にでも出かけようと思っていた計画を路線変更、最低限の食糧を買って、午後からは読書。 時間が惜しいとあせるのは帰って時間を浪費しがちだけれど、それでも貧乏性の私はあれもこれもと詰め込むから、本を読みながらカモミールティを何度もおかわりし、そのうち食べたくなってきて近くのパン屋さんにスコーンを買いに行って、戻ってきたらお茶をして、音楽を聴いて、さっきまでの本の続きをたどり始めて、ひととおり聞きたい音を摂取したら昔買ったDVD(すごく観たいのだとそっちに意識を持っていかれるから古いの)を観ながら、あっと気付いた明日返さなきゃいけないCDをMDに移し変える作業を同時進行(音は消して) …なんていう慌ただしい休日。 見た目雨の休日は埃も沈殿するくらいに静かなのに、私の小さな空間だけが慌ただしく動き回っている。明日から忙しい忙しいと思うからこそ、のんびり過ごそうと思ったんだけど、私の考えるいいのんびりな一日を何重にも再現したからかな。 実際には、複数の映像や音が交じり合っている中で違うことをするのって、無駄もあるけど、擬似雑踏というか、静かな中でさあ好きなことをしなさいっていうのが私は苦手らしい。何かに拘束(完全にではなく緩やかに)されることで、適度に一番したいことに対して集中できる性質らしい。 というわけで、今日のメインはたぶん読書でした。先々週くらいに買ってきた小説と、あとは今さらなんだけど就活コーナーにあった『会社図鑑』を。 ああいう本って多分にデフォルメされた部分であるとか、面白み重視で書かれているのかな、という気はしたけど、その分読みやすいし、実際に深刻にそれらの業界と関わるわけじゃないからその程度の面白みでいいのかもしれない。なんにしても、デフォルメされているということは、外部から認識されているイメージではあるのだろう。 というわけで、すごく分厚かったけど希釈されていたから読了。 職場の文句を言ってはいるけど、現時点での給与の中の趣味に使える部分は確実に学生の時に比べたら増えているから、もし私が今現在学生だったら絶対そんな気軽に買えないよ!というほんも変えてしまうことはいいこと。でも貯金をその分増やさなければな、と思います。予感ではあるけど、自分の職場の中で体制変更に対して何らかの負の感情を持っている人は多いし、その重い具合(?)からすると、転換期はそう遠くない気がする。そのときにリアクションを起こせるようにしておかなければ。 なんていうか、結局休日も色々とかんがえてしまう。休まるときはいつか来るのかな。 休まらないといえば、今日カーペットに思いっきりおしるこをぶちまけてしまって、かなりブルー。なんとかお汁粉成分は取り除いたんだけど、薄紫な感じにカーペットが染まってしまっている。そこだけちょっとおばあちゃん。量的には作った量がインスタントのカップ用だったから恐ろしくはないけど、私の手のひらの表面積の×1.5って感じかな。いや恐ろしいか…。 前の家の時もカーペットにストレートのグレープジュースをこぼしてたから、きっと私、紫のものに呪われているんだと思う。てことはラッキーカラーは黄色だ。お金貯まりそう。 社内で多分社長よりも仕事漬けで、いつ寝ているか分からない位にバリバリな人が私の直属の上司なのだけど、その人がけっこう女性関係が激しいということを聞きました。 激しいって言っても、私の感覚で、だけど。2ヶ月周期くらいで常にむっちゃくちゃ綺麗なお姉さんたちをとっかえひっかえしているのだそうです。そうなると、私が前に終電逃して彼の家に(社員10人くらいで押しかけた)行ったときに見つけたカップとか枕とか、そういうのはもう別の彼女のものに当然変わってるんだよね…。ううん、すごい。 私の2ヶ月っていったら、付き合うどころか自分の気持ちを認識するまでに掛かるくらいだよ。スローペースだ。気になる人は割とたくさんできるけど、そこどまりでおいしく終わることが多いのです。 でも、いつ寝てるかわからない状況でそれでも次々と、っていうのは私のライフスタイルからしたら乖離しすぎだけど、それだけのバイタリティがあったら私もすごいことになるかもしれないと思った。例えば、仕事と恋愛じゃなくて、仕事と趣味とか、仕事と仕事探し(!)とか。とりあえず私は仕事とお勉強を両立したい。それやると家事がてきとうになってしまうから。 そんなニュースを聞いたら、前だったらきゃーきゃーいってたんだろうけど、今はそれどころじゃないからなのか鈍くなったのか、あんまり感慨ない。まあ、多分お給料もそれだけいいんだろうし、光源氏のようにアフターケアも怠らず(とはいかないようだけど)する分には、というかどうでもいい。 この間彼と話をした時に、私は話すつもりはなかったんだけど、今回の会社の方向転換についてどう思うか感想を求められて、あなたが聞いたんだからね、というのを前おいて、正直どうよって思ってるということを言った時に、それ(反論がくること、モチベーションが低下すること)を予測した上でそうなった、でもそうなったのはいい会社にするためだから、それを納得してもらう義務が自分たちにはある…なんていう、結局糾弾されることなく、自分たちの都合のいい方向にいきたいという言葉だった。 私としては、会社は会社なのだから、それを運営していく上でこういう変更が必要だってことがあって、それを自分が承服できないことがあっても仕方がないってことは分かっているつもり。でも、そうなるかもしれないリスクも考えた上で、この場所を選んだのだから、そこらへんは誤魔化さずに本音トークでいってもらえたらいいと思っていたんだ。なのに表面だけで分かりきっているごまかしを言われて、それを納得したフリをしない限りはビジネスに関係のないうすっぺらトークを続けられる身としては、自分の労働条件以上に今度は会社の姿勢そのものに対して疑問というか、あきれてくるというか。結局、自分がずっとここに甘んじる気はないけど、いるかぎりは手は抜かないよ、というつもりではいるのだけどいつまでそれも続けられるか分からないし、それができなくなったら本当に本気で急いで次を探さなきゃいけないんだろうなとも思う。私の性格的に、熟慮して、納得して、という風にいきたいけど、そうできることの方が難しいのかな、と最近は思い始めています。 とにかく今できることは勉強して自分の市場価値を少しでも上げていくこと。 だから、がんばろう。 |