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:::2003年10月18日(土)
:::決意





東京で生活するために、なんとかしてやります。
なんともならないかもしれないけど、とにかくなんとかします!


今日はっきりとそう思いました。
私はここにいたら楽しくない。分かりました。
住む場所なんて些細なことかもしれないけれど、でもその些細なことで私の気分がいつも晴れないというなら、それは些細なことなんかじゃないのだと思うことにしました。


もう遅いのかもしれないけど、東京にいるために就活を始めます。
そうやって足掻いてみて、それで失敗したらまた考えます。


正直フリーターになってしまったとしたら東京できちんと生きていくことは無理だと思うので、もしも就活を頑張ってみてもダメだったらやっぱり当初の通りに実家に帰らなきゃいけないのかもしれないけど、でもその時になったらスッキリするかもしれないし、また、もしかしたら新しいいい考えが思いつくかもしれない。
私は何もする前から諦めるような人間じゃなかったはず。


そんなわけで、今までよりもさらに忙しくなるかもしれないし、すごく落ち込むだろうけど、頑張ってみます。取り敢えずはどんな仕事でも生活できるだけの収入が見込めるところを狙って頑張ってみようと思います。確かに業界研究(ていうかどの業界とかの希望よりもまず働いてみるところからだし)とかは全くできていないかもしれないけれど、もしも縁があるならどんな状況だってどこかに道はあるはず。
このまま何もせずに実家に帰るのは嫌です。
だから自分を取り巻く今の環境に挑んでみます。


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というわけで、帰ってきて早々に「やっぱりダメだ」と思う出来事があったのでした。
将来のことについて、買い物帰りの車の中でボソッと私が「もし私が東京で仕事を見つけてそこからやりたいことを探して生きたいって言ったら応援してくれる?」って聞いたら、「お前いくつだと思ってるんだよ」って一蹴されて、お父さんが言う「いい仕事」である、もし私が希望すれば就職できる仕事について話してくれました。
けれどそれはお茶やコピーを主にやるような、一昔前のOLそのものみたいな仕事で。
ゆくゆくは多分お父さんの知り合いとかそういう息子さんと結婚するみたいな将来を彼は私に用意するつもりらしいことが分かりました。もちろん強制じゃないけれど、でもそれが彼にとっては当たり前だった。


別にコピーをとりたくないとかじゃないし、むしろそれで東京でやってけるっていうなら喜んで就職するけれど、お父さん的にはそういう仕事の末に適当な所の息子との結婚とか、その相手はお父さんネットワークによっていつでも把握できるとかそういう、結局はお父さんの手のひらの中で一生を決めていくみたいな感じで、すごくいや。
なんかそういう話を聞いていて、こっちの未来を選んだ場合の自分の将来が見えた気がして嫌な感じでした。
お父さんが提供してくれる未来以外はすべて、その道を選んでる人には聞かせられないようなどうしようもない未来だっていう感じに話されて、可能性として私が社会人やってから教職につくとか、もしかしたら他大の院に入りたいと思うかもしれないとか、そういうことを少し話しただけで、スマートじゃない言葉で反対されて、自分の親ながら、なんて言葉の貧しい人だと思いました。それだけ4年間って長かったんだなと思いました。


「あんたはいくつになってもちっとも変わらないね」
「いいな、お前は能天気で」
「悩みなんて何もなくてお前はいいかもしれないけど、こっちは色々あるんだ」
「結局一人じゃ何もできないんだから」
「ああ、お前成人してたんだっけ」
みんな昨日から今日にかけていわれた言葉で、カチンと来た言葉です。
大人ぶりたい時期なんだろうとかいわれたらそこまでかもしれないけど、でも一番「能天気」だとか「悩みがない」だとか、私がどんな気持ちかを分からないように敢えて笑顔でいることを、まあ、ある意味狙い通りなのかもしれないけどそうやって取られると苛々します。違うんだって!察してよ!って。
小さな言葉で私の苦しさを表現するようなことも(冗談めかして言ってみるとか)「ふうん」とか「無理じゃん」で終わらせられると、一時ながら本気で死んでしまいたくなります(別に自殺願望者じゃないけど、そのときは本気で飛び降りてやろうかと思いました)


一緒に暮らすことは無理です。
そして今の私にとって一番大切なことは、今の環境で暮らしていくこと。
それが私の今の結論。
だから私は精一杯そうならない努力をするつもりです。


で、冒頭に戻って、無謀かもしれないけれど就活します。
春からやっている人に混じって就活して、一体どこの企業がこんな甘い考えのやつを採ろうと思うだろうと自分でも思うけれど、でもそれしかないんです。自分でも自分の甘さに呆れますが、そうすることでしか、嵌りかけている同居っていう道から外れることはできない。だから、やります。
どんな小さな会社でも、どんなことをしている企業でも、まっとうな会社ならどこでもいいです、取り敢えず生活できるだけのお給料をもらって働けるなら。一生をその企業でというわけじゃないんだし、なにごとも経験だし。


そんなわけで、実家にいるという同居と同じ状況にいる今、強く思う無理だと思う気持ちが来年一緒に暮らすようになってからの私の気持ちなのだという判断で、両親には悪いけれど、私は抗います。
失敗したらまた笑って頑張りますが、それまでは本気で頑張ります。
そんなわけで、教育実習中はまあ、東京に帰れないので、取り敢えず適当にどんな企業があるのかをネットで調べたり、あとは帰京(素敵な響き)してから動きやすいように卒論をある程度進めなければ。
要領の悪い私じゃなかなか上手く行かないかもしれないけど、追い詰められると私は強いようなので。自分を信じます。


今日は本当に、車の後部座席(両親は前)でウォークマンの音量を最大にして頭をくらくらさせながら、気を紛らわせようとしても無理で、涙をボロボロにこぼしながら帰ってきました。多分発見はされていないはず。家族といえども他の人間なんだなと思いました。
私は私の生きたいように生きます。だって私だけが私を丸ごと知っている人間なんだもんね。
それでもしダメになったとしても、何とかして絶対復活して東京で生活します。何でこだわってるのか私にもわからないけれど、多分あの街は、私が初めて一人の人間として歩き出すことができた街だから、だから好きなんです。そしてまだ私はあそこで何も成していないから、帰れないと思うんだと思う。東京の魔力だわ。


この前のプチ実家生活での泣き言を読んで、今までの中でトップを争うくらいにいっぺんにたくさんエンピツメールフォームからメールをもらって、その言葉たちを見て、頑張ろうと思いました。友達たちと話していて、私が無理だと思うことでも、まだ無理にはなっていないと教わりました。
本当にありがとうございました。これから3週間は、あんまりネットに繋げないと思いますが(この日記もメモ帳に書いたのを一気にアップする予定)ネットって私にとって欠かせないなあと思います。ネットというか日記かな。顔も知らなければ大まかなプロフィールくらいしか知らないような私に一生懸命励ましてくれたり、叱咤してくれたり、そういう人がいることってすごいと思います。
今までもたくさん悩んだように、就活しようって決めた今以降だって、もっと忙しくなる中で溺れてまた泣き言をたくさん書いてしまうかもしれないけれど、この日記は私の本音をいつだって書き記しているものだから、まあ、読むが分からしたらつまらないかもしれないけどよろしく、という感じです。


なーんて、長くなりましたが、私は元気です。
普通のことを書くと、今日は久しぶり(2,3年ぶり?)に眼鏡を作りました。卒論とかで終日視力が必要なときにコンタクトをずっとつけてると目が疲れちゃうと思って。ピンクのちょっと頭よさげに見える(らしい)(母談)フレーム。5000円のお店です(貧乏学生)(コンタクトも買ったから持ち合わせが・・)
明日取りに行きます。わー、楽しみだなあ。
あさってからは実習です。すごく不安も残るのですが、授業の内容についての悩みと、あと、月曜朝一発目の挨拶の文句くらいのもので、その他、生徒と戯れるのとかは楽しみです。
こころに余裕をもってがんばりまっす。なので応援よろしくお願いします!


なんか興奮してか(東京宣言だし)同じことを何回も書いてしまいましたが、まあ、それだけ頑張りオーラが溢れているのだと思ってください。
そして、就活してる人とか、就活経験した人とか、こそっと暇なときに体験談でも、アドバイスでもなんでもいいのでメールとか掲示板とか直接でも(オフ友は)教えてくれるとありがたいです。


そんなわけで、今日は卒論。テキストの考証を頑張ります。
ネットが自由に使える感興ならリクナビとかなんだけど、そっちやってると収拾つかなくなるので、夜中両親が寝静まったころにリフレッシュタイムと称して調べます。だって両親には私がこれから就活しようなんてこと言ってないんだもん(さっき匂わせたら「(とりあえず契約でも小さい企業でもいいから就職してから、みたいなことについて)一体お前いくつだと思ってるんだ」といわれて「そっか、(お父さん的には)無理なんだね(私的にはありだけど)」って言ってそこで会話が終了して決裂してしまった)まあ確かにやろうとしてる自分的にも無謀って言うかあきれ果てるけど。
仕方ないんだよ!若さで体当たりです!まあ、今だからこうなのか、私という人間がこうできてるのか分からないけど(後者のような気がする)


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