2004年06月02日(水)  この子のために

  カエルを飼育するにおいて最も大変なことは 「 餌捕り 」 である。
 皆さんご存じの通りカエルは生きた餌しか口にしない。
 以前飼っていたげろげえろ1代目・げろげえろ2代目は慣れてきたら
 死んで間もない虫をピンセットでつまんで 「 ほらほら 」 と鼻先で揺らしてあげれば
 食べることもあったが。
 その作業もチマチマしていてまた大変。

 なので毎日毎日餌捕りに明け暮れていたわけなのだが。
 先代2匹の主な餌は コオロギの赤ちゃん ・ 小さなキリギリス ・ 蜘蛛 ・ ハエ だった。

 餌捕りの方法は
 コオロギ・キリギリスに関しては母子総出で熱帯魚飼育用? の小さな網片手に近所の草むらで
 ひたすら探すしかなかった。
 母子総出と言っても子供達はすぐに飽きて公園だとブランコや滑り台に走ってってしまうから
 結局草むらの中母独り取り残されてしまうんだけど (-"-;)

 公園でそれをしているとマンションの子供たち、ひどいときにはその母親たちが寄ってきて
 「 おばちゃん何してるん? 」 「 何探してるんですか? 」 と訊いてくる。
 その度に 「 カエルの餌捕りしてるんです (^_^;) 」

 毎日毎日公園の草むらでカエルの餌捕りをしている母子。 その噂は瞬く間に広まって・・・

 ある日1階に住む奥さんからこんな嬉しい申し出があった。
 「 うちハエがよく入ってくるんよ。 それ捕って持って行ってあげるわ 」
 なんとありがたいこと!

 それからは数日に1度その奥さんがハエを届けてくれるようになった (^_^)
 赤いギンガムチェックの蓋のジャムの小瓶にハエ入れて♪(笑)

 でもね。その小瓶からカエルの入った虫かごにハエを移し替えるのが一苦労なのよ。
 慎重に慎重に素早く素早くってしてるつもりなんだけど、たまにブ〜ン♪ ってハエが外に
 飛び出してしまって。
 それから再びそのハエを捕まえるのに半日大騒ぎしてみたり(苦笑)

 コオロギは必ず赤ちゃんじゃなきゃダメ。 お腹壊すから (^_^;)
 一度大人のコオロギを食べさせたら、みるみるお腹が真っ赤になって顔をゆがめて苦しみだした。
 あの時は心配したなぁ。死んじゃうかと思った。

 で、しばらくしたら大きな大きなウンチが出てきた。
 コオロギがそのまんまギュッ!と握りつぶされたようなウンチ (^_^;)
 そしたらげろげえろも 「 スッキリ〜♪ 」 てな笑顔?(笑)

 資料には 「 アリやダンゴムシも食べます 」 とあったけどアリには見向きもしなかったし
 ダンゴムシあげたら口に入れた直後オエッ!て吐き出して
 まるで 「 ウェッ! まずっ! グェッ! 」 と言っているかのようにいつまでもペッペッペッ!
 とツバを吐くような仕草を繰り返し、片手で口の周りをぬぐっていた。
 そのときは原因が分からなかったけど、どうも口の中で丸まったダンゴムシを石だと思って
 吐き出したらしい。
 アリやダンゴムシ食べてくれたら楽チンで良かったんだけどね・・・

 明日は3匹のカエルの為に餌捕りに奮闘する様子をお伝えします
 って、今回はあまり奮闘はしてないかな?



 ('-'*) いつも アリガト♪

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