
子供たちを連れてPTA主催の音楽会に行って来た。
大阪シンフォニカー交響楽団によるもので。 演奏されたのは
「 千と千尋の神隠し 」 より 「 いつも何度でも 」 「 天空の城ラピュタ 」 より 「 君をのせて 」 オーケストラ・ストーリーズ 「 となりのトトロ 」 ( トトロの朗読に合わせて劇中曲を演奏 ) 「 さんぽ 」 「 五月の朝 」 「まいご 」 「 ねこバス 」 「 トトロがいた 」 「 風のとおり道 」 「 となりのトトロ 」 「 ススワタリ〜お母さん 」
「 タイタニック ・ メドレー 」 「 スーパーマン ・ メドレー 」 「 ET ・ メドレー 」 「 スターウォーズ ・ メドレー 」
ジブリ音楽は言うまでもなく子供から大人まで多くの人々に人気がある。 後半の懐かしの?映画音楽はちょうど小学生の子をもつ親世代にとってはたまらなかったこと だろう。
もちろん私もそうだったのだが。 それ以上に私はオーケストラのコンサートじたいが初めての経験で・・・
オーケストラが奏でる音楽。 それはテレビやラジオやCDから流れてくるものだと耳が? 頭が? 決めつけてしまっていた。 けれどそうではなかった ( 当たり前・・・ )
目の前でたくさんの奏者が奇妙な形の物体を叩いたり吹いたり、棒でこすったりして音を出していた。 しかもギーギーガーガーポンポコなどという音ではなく ( これまた当たり前 ) いつもテレビなどのスピーカーから流れてくるものと同じうっとりするような美しい音だった。
「 おかしい・・・ 」 なぜだかそう思った。 1階の後の方の席から食い入るように奏者の手元をじっと観察したのだが 確かに、まぎれもなく、音はそこから作り出されていた。
「 魔法や・・・ 」 なんだか子供のようだがそう思った。 音は耳から入らずダイレクトに心に響いてきて。 1曲目の 「 いつも何度でも 」 で感動の余り涙を流してしまった。
そんな感じで私は1曲目から最後の曲まで固唾を飲みのめり込むように聴き入った。 そして思った。
「 音楽に限らず絵画や写真やお芝居も本物を観な、その本当の良さって分かれへんもんなんや 」 「 本物を観ることほど勉強になることはない。これからは子供たちにもどんどん本物を観せてあげ な 」
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