2003年10月16日(木)  いよいよ始まった

  10月12日 茜が矯正の金具をはめた。


 処置が済んで呼ばれて中に入ったら茜は涙ぐんでいた。

 きっと痛かったんだろう・・・ かわいそうに・・・

 けれど 「 痛かった? 」 と訊いてみても 「 ううん 」 と笑ってみせる
 その笑顔には少々無理があり、潤んだ瞳が 「 痛かったよ〜 」 と訴えかけていた。

 口の中を覗いてみたら上あごの内側に針金の装置。 内側から前後左右に押し広げる装置だ。
 その装置は上の左右一番奥の歯にのみ固定させてある。


 「 しばらくは違和感がありますので慣れるのに1週間くらいかかると思います 」

 「 2.3日は頑張ってもらうことになるでしょう・・・ 」

 と言いながら目でサイン? を送る先生。


 先生はきっと 「 2.3日は痛いと思います 」 そう伝えたかったのだと思う。
 けれど茜が聞いているからそうは言えなかったのだろう。


 2.3日やっぱり痛がった。 何かを食べたら金具が頬の内側や歯茎にすれて痛みが走るらしい。
 それでも 「 頑張って 」 「 もうしばらくの我慢やから 」 そう言うしかなかった。

 大変なのが歯磨きだ。
 金具に食べかすがたまるので念入りにしつこいくらい歯を磨かなければ、たちまちにして
 虫歯になってしまうらしい。

 なので食べる度に歯磨き。そしてお母さんの仕上げ磨き。

 朝 ・ 昼 ・ 晩 ・ おやつを食べた後必ず念入りに歯を磨く。

 そしてその後 ( お昼は無理なので学校から帰ってすぐに ) まるで 「 仕上げはお母さ〜ん♪ 」
 ( 「 お母さんといっしょ 」 より ) よろしく茜の頭を膝に乗せ、歯ブラシと爪楊枝で仕上げをする。


 これ、この先何年続けなきゃいけないのだろうか。

 茜頑張れ!

 

 ('-'*) いつも アリガト♪

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