2001年03月31日(土)  大きな気がかり

  一昨日はお昼に、みんなで一つずつゆで卵を食べました。

そして夕方、ゴミ箱に捨てられたポテトチップスの袋の中にゆで卵が一つ隠すように入れられて
いるのが見つかりました。

やった本人は名乗り出ることがなく。
とうとうお父さんのお怒りに触れてしまい・・・

「 お父さんはなぁ、嘘をつく子が一番嫌いや!
自分から名乗り出たら怒らへん! した者が言うまでおまえら3人ともそこで正座! 」
と床の上で3人が正座させられることに・・・

けれどいつまでたっても誰も名乗り出ようとせず
重ーい空気だけが流れていました。
すると突然茜が思い詰めたような顔で
「 ゆでたまごすてたの あかねかも・・・ 」 と泣き始めたのです。

「 かもって・・・なんで? 」 と尋ねてみると
「 あかねな、ゆでたまごひとつむいたから 」
「 でもそれは食べたんやろ? 」
「 うんたべた・・・ 」
「 ならもう一つむいたんか? 」
「 ううん・・・ひとつだけ・・・ 」

唇をかみしめ涙を流す茜・・・
つじつまが合わない・・・
けれどいくら問いただしても 「 あかねが・・・ 」 と言うばかり

そう、茜は 「 誰かが名乗り出ないと、みんながいつまでも正座させられままなんだ。 なら私が・・・ 」
そう思ったのです・・・

どうしてそんなことを・・・
お兄ちゃん、お姉ちゃんのために自分を犠牲にして・・・


幼稚園の先生が卒園式の日、子供達に話してくださいました

「 小学生になったら学校での楽しかったこと、おもしろかったことをお母さん達にたくさんお話
 してあげましょう。 でもね 悲しいこと、いやだなって思うこと。それは心の中に閉じこめないで
 それもちゃんとお母さんにお話してね。 そんな時はね、泣いてもいいんだよ 」 って・・・

茜はきっとこれからも自分を押し殺し、我慢をし・・・
そして悲しいことは胸に秘めたまま、誰にも話そうとしないでしょう
茜からのSOS、私がいち早くキャッチしてあげないと・・・

4月10日入学式 茜は一年生になります。

 ('-'*) いつも アリガト♪

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