川底を流れる小石のように。  〜番外編〜  海老蔵への道!
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2004年12月04日(土) 京都南座吉例顔見世 初日 (書きかけ)

 仕事におわれ、
 顔見世のお切符代の高額ぶりにびびり、
 遠征費用に泣き、
 後援会から届いた席の微妙さにしょんぼりし、
 ぐずぐずと咳が止まらず、
 なんだかテンションが今ひとつあがらないまま、初日前夜をむかえてしまう。
 
 一泊遠征も何度目かになり、荷造りも我ながらコンパクトになった。
 5時に目覚ましをセットし、12時には就寝。

 まだまだ真っ暗で冷え込む朝。
 大阪・名古屋・パリで培われた、早起き・遠征出発訓練のたまもので、
 無事、新幹線に乗車。
 おにぎりを食べ、朝日をおがみ、富士山に見とれ、
 そして一眠り。

 あっという間に京都。
 2003年3月の源氏物語以来の京都。
 (今回の京都行きにあたって、久々に読み返してみたら、
  我ながら初々しいじゃないか。
  なんだか、遠征ずれ、観劇ズレしてしまったような、今の私・・・。)
 スルッとカンサイを購入し、地下鉄でホテルまで。
 街路樹も色づき、京都は遅めの紅葉が美しい時期だと思われる。
 それでも、そんな「ざ・京都!」とは縁がない遠征日程。
 荷物をあずけて身軽になり、再び地下鉄で南座まで。

 鴨川を橋の上から眺めると、ああ〜京都に来たんだな〜と実感できる。
 通りの反対側から「まねき」のあがった南座を仰ぎ、
 遅まきながらテンションがあがってまいりました!


 10:30の開演は、
 普段の11:00開演よりも30分はやいので、
 お弁当を調達するのに失敗。
 出発ぎりぎりまでテンションをあげられず、下準備を怠ったせいだ。
 たとえ駅弁でも、デパ地下でも、一歩でも美味しいモノを!という情熱は、
 遠征に彩りをそえてくれる必須項目であったと反省。
 
 「箱根霊験誓仇討」
 素顔の秀太郎さんは、小柄だけれど笑顔の優しそうなおじさまなのに、
 こうして女房初花の扮装をしていると、
 どうしてこんなに「ム〜ン」と艶っぽいおばちゃんぶりになるのだろう?

 「暫」
 おおー、いかにも顔見世らしい豪華な顔ぶれ。
 権五郎の海老蔵も、荒々しい隈取りもくっきりと元気そうで何より。
 いつもよりは、後見さんが4人がかりで権五郎の衣装を整えて、
 大きな見得の仕度をするのに、もたもたと時間がかかったように思われたが、
 南座のお客さん達、力一杯一枚一枚衣装を整える後見さんの姿に、
 「まあ〜」というようなどよめき。
 
 http://www.daily.co.jp/newsflash/2004/11/30/152408.shtml




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 久々に、日記を開いたら、この下書きが残ってた。
 書きかけの、半端な姿のまま、ともかくアップ。
 だって、明日は、再びの京都入りなんだもの!

 イブだってのに、遅くまで仕事だったっす。
 明日も午前中は仕事、午後大掃除、そのまま冬休みに突入し、
 夕方の新幹線で京都行き。
 今回は、ちょっと観光や、南座以外の場所でのあれこれも検討中。
 うほほ〜い!


 この冬の私の強い味方。
 携帯ちびうがい薬コロロ
 これでマメにうがいをしてるせいか、
 この冬は、まだノド大丈夫。

 それでは、いってまいります。

 


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