川底を流れる小石のように。 〜番外編〜 海老蔵への道!
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出発前夜、早寝しようと思っていたのに、 19日の零時をまわると、携帯にあちこちからメールが。 お誕生日おめでとう!と言われてもあんまり嬉しくない。 そんなこんなで、深夜1:30すぎまで眠れず。 ああ、誕生日に大阪で海老蔵が観られるヨロコビ。 朝は携帯のアラーム三段構えで、なんとか起床。 寝ぼけつつ仕度して、予定通りの電車に間に合う。 しかし、しかし、どう考えても冷房を消した記憶がない! 戻ると確実に新幹線には乗り遅れる。 冷房を丸2日つけっぱなしにしたところで、 火事になったり爆発したりはしないから、と自分に言いきかせて、 このまま遠征出発! しかし、電気代がおそろしいことになるだろうなあ・・・。
新幹線では、寝よう寝ようとあがくが、 興奮しているようで眠れず。 福井で大雨にあったけど無事だったという友達から、誕生祝いメール。 他にも何通か。 ありがと。 おにぎり一つ食べて、ようやく30分くらい眠れた。
大阪のガイドブック、買ったはいいが、バタバタしてあまり見られなかった。 慌てて、ニワカ学習。 あっという間に新大阪。
わーここが新大阪! 明日、帰り道はきっと時間があまりなく、急いてるだろうことが予測されるので、 その時に迷わないよう、駅の構内を頭に刻みつける。 しかし、こうしてキョロキョロしてると、大阪は混沌とした活気のある街だ。 渋谷とも新宿とも違う、なんというかやはり未知な街!
御堂筋線へ乗り換えるとき、エスカレーターの右側に人が寄っているのをみて、 おおーやっぱりここは関西!と実感。 (東京は左にみんな寄るね) 御堂筋線が赤いのも、エスカレーターの右に人が寄るのも、 ここが関西だからだわーみたいな、トラベルハイな私。
早めに「なんば」到着。 ホテルへ荷物をあずけて、ともかくほっとする。
少しでも涼しいところをと思い、地下を松竹座へ向かう。 14番出口が松竹座近辺。 出ると、いきなり、むき出しの立ち食いラーメン屋があり、 濃い香りを漂わせてる。 11:00前なのに気温は32度。 すごいぞなんば。
あ、はり重発見! なんというか、老舗っぽい精肉店の佇まいに、ビーフカツへの期待は高まる! とはいえ、横目で気にしつつも、松竹座だ。
角を曲がると、松竹座。 テレビでみたことある!とうとう来た! 色んなお弁当の呼び声にめげず、松竹座へとはやる心を抑え、 ともかく今日はカニ寿司だ。
松竹座は、大正12年当時の外観を昔のままに、 内を新たに、平成9年に開場したそうな。 なので華やかできれい。 入り口を入ると、番付売りのカウンターと、 各後援会の受付がずらり! そこを通り過ぎ、エスカレーターで二階へ。 そこは売店や、襲名の展示などがあるロビーになっており、 さらに三階へ。 ここがようやく一階席ということらしい。
総席数が1000ちょっとと、歌舞伎座のおよそ半分。 このくらいが程良い大きさに思える。 なんだか舞台も近く感じられ、これから観る演目への期待は高まる!
海老の図柄の祝い幕も、ちょっと尺を縮めてあるようだ。 実際に見るまでは、 歌舞伎座の幕をそのまま持ってきて、端をシャーリングさせて使うのか?などと、 貧乏くさく思っていたので、 ちゃんと松竹座用の大きさにあつらえられた幕に、ははーとなる。 さすが伊藤園。 これじゃ与三郎のお散歩中に伊藤園ネタもせにゃあなるまいて。
と、ここまで書いて、もうダウン。 ぐずぐず書くからいけないんだと、自覚はある。 だめっす。 大阪から帰ってからも、仕事がなんだか凄いことになっていて、 毎日終わるとヘトヘト。
暑さと仕事と遠征の疲れが、ボディーブローのようにじわじわときていて、 かなりやばいです。
そんななか、明日は仕事を終えるなり逗子へ。 2年ぶりのユーミンの逗子マリーナのコンサートへ! うっきー! マリーナから見渡す沖の風と、花火と、プールのシンクロ、大きな噴水! こればっかりはやめられない。
けど、海風は、体力をうばわれる気がするのは私だけ?
もう来週は日帰り松竹座だというのに!
ともかく、それまで突っ走る覚悟!
7月25日(日)7月25日(日)22:00〜0:20 NHK教育テレビ十一代目市川海老蔵襲名披露特集』あり。 バガボンド20巻も熱かったぜ。
じゃ!
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