なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2005年06月19日(日) |
緊急提言:これぞ航空会社の究極のサービス |
昨日の日記、はっきり言って、書いた本人にも意味不明です。書いた本人、日記をあぷした覚えが全然ありません。なんとなく、コンピュータの電源を切って、ベッドに潜り込んだ記憶はあるんですが、完全に記憶が飛んでます。ま、それだけ疲れていたのに、日記をあぷした気力だけは誉めてもらおう…というわけで、昨日の日記はそれはそれで残します。
そう、昨日は航空会社の潰し合いについて書こうとしてたのです。
昨日の日記で
ちなみにbmiは未だにサンドイッチも飲み物も無料
と書きましたが、某筋および複数の読者さんからツッコミをいただきまして、実はbmiの機内サービスもついに有料化されるようです。で、ビジネスクラスもなくなるそうな。これにて、ダブリン=ロンドン間はすべてエコノミークラスのみのサービスとなります。これもRyanairのせいというか時代の流れなんですかね。確かに、40分くらいのフライトにメシを出しても仕方がないという気もしますが。
ただねえ、公平じゃない気がしません?100ユーロ払った人と1ユーロしか払ってない人がまったく同じサービスしか受けられないというのは。例えばこんなケース。ダブリンからロンドン経由で東京までビジネスクラスのチケットを買った人。例え短くてもダブリン=ロンドン間がビジネスクラスのチケットを買ったのにエコノミークラスというのは損した気分になると思いません?で、それを突き詰めていくと、結局ビジネスクラスなど買うだけ損だからチケットは安ければ安いほうがいい…ってことになって、長い目で見ると、航空会社は自分で自分の首を絞めてる気がするんですよね。
そこで、Snigelはツッコミ所満載(=現実問題無理)ながら提案します。
ヒコーキの席とことん差別制。
例えば200人乗りのヒコーキ。席ごとに値段を決めてしまうのです。つまり、例えば、一番高い席は400ユーロで、2番目が398ユーロ…以下数列で一番安い席が2ユーロ。二つとして同じ値段の席はない。で、予約をする時に、空いている席の値段で決めるという。
で、席は、お金を払った順で前から埋めていきます。つまり、一番高い400ユーロを払った人は1Aの席を取り、一番安い2ユーロの席を取った人は一番後ろの席。座席は前のほうはファーストクラス並の席で、一番後ろは膝を伸ばせないほど狭い。シートピッチも漸減していくのです。
で、機内サービスは当然1Aから始めていきます。カートには、最初はシャンペンも、暖かいミールも数食載ってます。で、1Aの人から順番に欲しいものを取っていき、最後の2ユーロの人のところに機内サービスが行く時にはすでにカートは空になっているという。これってすごく平等だと思うんですよね。自分が払いたい額と受けられるサービスが合致しているという点で。まあ、ヒコーキ会社にはNo Show(予約をしていながらヒコーキに乗らないやつ)などの問題があって、実際問題無理なんですけどね。
もっと、究極の企画があります。
ヒコーキ麻酔作戦
これは単純ながらすごい企画です。ヒコーキに乗るなりみんな酸素マスクをつけます。で、酸素マスクからは眠り薬が流れてくるという。そう、離陸したかと思ったら、何時の間にか麻酔で寝ており着陸しているという夢のような企画。これができれば、もうエコノミーもビジネスもありません。みんなぐーすか寝ているんだから関係ないのです。ついでに言えばハイジャックの恐れもなし。「墜落したらどーなる」といツッコミも「どうせ落ちたら死ぬんだから」と突っ込み返すことができそうで。
どうしてもというのであれば、Critical 11 minutesと呼ばれる、離陸の3分間、着陸の8分間は起きていればいいというのも考えだと思いますが。はたまた、医学の進歩で、催眠ガスができるなら、どうして覚醒ガスができないか(つまり、例えは悪いけど便秘薬と下痢止めの関係)という気もしますが。
航空会社の方、この企画を買いたければご一報ください(来ないって)。
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