なべて世はこともなし
日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら
|アイルランド真実紀行へ
2005年05月25日(水) |
家を買うのも、結婚するもの悪夢じゃい |
悪夢って見ますか?
…ま、見ないに越したことはないんですけど、私の場合、熱を出したりすると見るんですよね。毎回同じのを。
ただ、その悪夢というのが、他の人の悪夢に較べて悪くないというか…。つまりですね、私の悪夢というのは、目の前でヒコーキが落っこちるんですよ。しかもね、突然じゃあなくて、なぜか空を見上げていると、ヒコーキが飛んでいる。あれ、なんだか飛び方がおかしい。
あれ、と思っていると、だんだんヒコーキがふらついて、あれ、あれ、と思っているうちに落ちてしまうのです。そう、結局、自分は所詮は傍観者なので、殺される夢を見るだとか、地獄に行った夢を見る…という感じの悪夢を見るという人に較べると、甘いというか、なんというか。
で、この(自称)悪夢を昨夜見てしまったんですよ。熱を出してたわけでもないのに。その理由:
ストーブをつけっぱなしにして、部屋がサウナ状態になっていたから。
どうも寝る前にちょっと寒いからと1分くらいストーブをつけてすぐに消して眠るつもりが、消し忘れたようです。1時間後くらいにふと目が醒めると、部屋はもう意識がぼーっとするくらい暑くなってまして。
…私ってアホですね。わかってます。
で、ここまでは話の前座で、本題は昨日の話の続きになるわけです。同僚が郊外に家を買って、通勤に高速道路を使って片道1時間以上かかるようになったのですが(東京で言えば、大月あたりに家を買ったといえば感じが伝わるでしょうか)、まあ、家のひどさもさることながら、どうやら、家に出入りをしている業者もひどいようです。
これは昨日の話。昨日、同僚が1時間15分の道のりを経て家に帰ると、調理台のなべを載せる金具(「なべ載せ」とでも言うのでしょうか)がひん曲がって、かつ、調理台直下のタイルが割れている。どうも、ペンキを塗っていた男がなぜか調理台の金具を落として(どうして落としたのかは疑問ですが)、タイルを割ったらしい。
で、同僚はそのペンキ屋のケータイに電話。
ペンキ屋:「え?なんのこと?ボク、わかんなーい」
ばれなきゃ知らん顔…と決め込んでいたようです。同僚の追及に負けて最後は
ペンキ屋:「もしかしたら、落としたかもしれない」
と認めたそうですが。ともあれ、ひどい話です。
だいたい、この同僚、実はスペイン人なのですが、私は結婚した場所、ついでに家を買った場所を間違ったのではないかと思ってます。結婚のときも、某、ダブリンに住んでいるなら誰もが知っている貸衣装もやる洋服屋からタキシードを買ったときも騙されかけたらしい。
結婚式直前にその洋服屋がやってきて、注文していたタキシードを持ってきた。一度きりの結婚式だからと、貸衣装ではなく、ちゃんと新品を注文したらしい(一度きりの結婚式だから貸衣装というのも正なりなんですけどね)。で、その「XX様用」と書かれたタキシードをうやうやしく出した洋服屋、新郎に着せてみると、サイズはぴったし、カンペキ…のはずだったが、そこで新婦がひとこと。
新婦:「ちょっと、これ、中古品じゃないの!」
この新婦さん、結婚式だからと浮かれていなかった。タキシードのひじの部分が使い込まれててかっているのを見逃さなかった。それを指摘すると、この洋服屋、
洋服屋:「あ、ごめんなさい。間違ってました」
と別の「XX様用」と書かれた、新品のタキシードを取り出したそうな。
つまりこういうことですよ。この洋服屋、うまく、騙せるなら中古のタキシードを新品として売りつけようとしていたようなのですよ。まったく油断ならないというか…なんというか。
ちなみにこれ、暑い砂漠の国の話じゃあありません。アイルランドの話のですので念のため。
日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
|