なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2005年05月18日(水) |
受難続き...ビンボー人には不向きな車の話 |
朝、会社に着いてみると、システムがダウンしていることに気がつきました。ということは、
システムが元通りになるまで仕事をしなくていい。ばんざーい。ばんざーい。
…と思ったのですが、実は、その分帰るのが遅くなるという事実に気がついてしまいました(ちなみに、この原稿をあげているのは、午後7時前。オレ、朝8時に会社に来たんじゃなかったっけか?)。
ちなみに、幸いにして、インターネットは生きてます。つまり、ネットサーフィンをしていればいいのですが、最近、インターネットのアクセスがかなりファイアーウォールで厳しく制限されてます。具体的にいうと、2週間ほど前から、すべてのニュースサイトへのアクセスができなくなりました。これが結構徹底してまして、地元Q州のローカルニュースサイトもダメ。
その理由というのがまことしやかに流れてきた噂によれば、原因は1ヶ月ほど前にセクハラでクビになった(クビになるなよ)アホアホイタリア人のせいというのです。そのクビになったアホアホイタリア人のコンピュータを調べてみると、でるわでるわのおげれつ写真の数々。しかも、そのおげれつ写真がアブノーマルもの(いわゆる動物と女優さんがからんでるやつ←どんな異常か知りたい人は反転させてください。が、反転させずにスルーすることを強く推奨)。で、マネージャーが激昂して、インターネットのアクセスを厳しくしたとか。
いまいちおげれつ写真とニュースサイトへのアクセス制限強化がつながらないのですが、現状そんな感じです。
で、Wicklowの山中でお池にはまったRav4さん。その後も受難が続きます。その数日後、会社帰りに車に乗り動かすと何か異音がする。降りてみてみると、
パンク
してます。
…なんでやねん。しかも、この雨の日に。
うーん、自分でタイヤをスペアタイヤに変えようか、と一瞬考えるが
雨が降っている
スーツを着ていて汚れるのはちょっといやだ
「おーい、AAさーん」
AA会員暦3年目ですが、ここまでしょっちゅうAAを使うアホタレはそうそういない気がする。ちなみにAAとは日本でいえばJAF。会員なら路上故障のときに無料で助けに来てくれる。
ケータイでAAに電話したら、驚いたことにはたった10分でレッカー車がやってきた。
で、慣れた手つきでタイヤを交換。で、外したタイヤを見てみると、お約束どおり、木ネジが突き刺さってました。アイルランドで2回目です。
で、その翌日。某、大手タイヤ販売店に電話。
「そのタイヤは1本140ユーロ(2万円)になります」
なんですと?
するってえと、仮に全部変えると560ユーロ(8万円)もするわけですかい?
ちょいとー、前のカローラのタイヤは35ユーロ(5000円)だったのに、その差は何よ?その差は?そりゃ、タイヤのサイズはでかいよ。だけど何で値段が一気に4倍に上がるのよ?
しょうがないから、電話をかけまくったところ、聞いたことのないメーカーのタイヤなら110ユーロ(15000円)でやってくれるというところを発見。そこのおじさんに他にないのと聞いたら、90ユーロ(12500円)まで値段が下がった。それでもカローラのタイヤの2.5倍もする。ああ、ビンボー人が無理してこんな大きな車に乗ることは(特にアイルランドでは)間違いなんでしょうか(そうなんだろうな)。
かくして、90ユーロを払う覚悟で、電話をした某所の6つの道が交わるやたらと難易度の高いRoundabout(ロータリー)の脇にあるRoundabout Tyre Centreという、考えることを拒否した名前のタイヤ屋に行く。
で、タイヤ屋のおじさんとの会話。
私:「これ、まだ新しいタイヤなんだよね。なんとかならない?」 おじさん:「うーん、難しいなあ。何せ、釘の刺さっている位置が悪いよ」
聞けば、タイヤの路面と接する面に刺さった釘は修理可能なんだそうな。それに対し、側面、つまり路面に接しない部分に刺さった釘は修理ができないらしい。私は食い下がった。
私:「でも、これ、側面とは言い切れないじゃん。ちょうど、路面と接する面と側面の境界じゃない」 おじさん:「そこまで言うなら修理してもいいけど…結果は保証できないよ」 私:「新しいタイヤは90ユーロだよね。で、修理はいくら?」 おじさん:「8ユーロ(1100円)」
…なんだぁ?日本の自転車のパンク修理と変わらんじゃあないか。二もなく修理に決定。で、それから2週間近くたってますが、まだ、ちゃんと動いているからま、いいんじゃないかな。
それにしても、あの車、故障したりしたら高くつきそうな気がするなあ。こわっ。
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