なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2005年02月17日(木) |
不名誉な自己記録を更新 |
本日、全く不名誉な自己記録を更新しました。
朝の8時から夜の11時まで仕事しました。
はい。これは明らかに尋常ならざる事態です。今まで11時間の仕事はしょっちゅうだったけど、15時間というのは…。夜の7時以降は、ほとんど自己不名誉記録更新のためだけに根性で仕事をしていた感じです。別に会社は残業を強要してません。ただ、フツーには終わらない分量の仕事を押しつけてくるだけです。不思議なんですよね。ほとんどの同僚が仕事が終わらない中、数人はちゃんと定時に仕事が終わっている。いい加減な仕事をしているのか、それとも要領がいいのか私には分かりかねますが。また、仕事が終わらなくても開き直るというのも選択肢の一つですが、悲しいかなガイジンの私、ワークパーミット(就労許可証)がいる限り、クビになるようなことはできないのです。
ただ、大声では言えないけど
この残業って違法だべ?
アイルランドの労務に詳しいやつがしたり顔で言うには(つまりマユツバで聞いてほしいということ)、アイルランドでは週48時間以上の仕事は禁じられているそうです。違反者には雇用主・雇用者とも3000ユーロだかの罰金が科せられるそうです。
月曜日はバレンタインデーでした(おいおい、次のネタに入ってないで寝ろよ…と自分に突っ込む深夜12時。明日朝の6時30分に起きなきゃいけないのに。…そう、もう自棄になってます)。で、この月曜日、彼女のいない負け犬日本人男2名と市内で夕食をともにをすることに(「負け犬」はあくまで冗談ですよ)。
で、向かったは男のうちのひとりが常連のParnell Streetにある某韓国料理店。月曜日だというのに、カップル等で完全に満席。考えてみると、この韓国料理店で食事というのはまあ安上がりでいいですが。ともあれ、席がない。諦めて帰ろうとすると、ウェイトレスさん(推定中国人)が私たちに
ウェイトレス:「焼き肉?」 友人:「いや、ビビンバ」 ウェイトレス:「だったら2件隣りの二階にいくあるよ。レストランあるあるよ」
ほいほいと向かったところにあったのは、怪しげに中国語でかかれた看板。先日のMoore Streetの中国料理店といい、またこのパターンかよ。このParnell Streetもチャイナタウン化してきており、中国語でかかれた看板があちこちに目につく。ともあれ、行ってみると、そこは完全にアパート。ドアには部屋の番号が書かれている。で、そこに行くと、従業員と思われる女性が
女性:「ここ」
と指をさす1号室。
行ってみると、そこには4つのビニールのテーブルクロスのかかったテーブルが。二つには中国人がすでに陣取っており、もう一つではウェイターと思われる男性が、銭勘定の真っ最中。で、テレビでは中国版の紅白歌合戦と思われる番組が放映中。そう、趣は行ったことはないけど中国の安食堂。
ウェイター氏:「(何やら中国語)」 私:「へっ?」 ウェイター氏:「(何やら中国語)」
…まさか英語、話さないの?
で、メニューを見ると、
…中国語でしか書いてない(素泣)。
別のウェイター氏がやってきて、注文を取る。
友人1:「ビビンバ!」 ウェイター氏:「ほい。ビビンバね」
へえ、ビビンバって言っても通じるんだ。
友人2:「烏龍茶ある?」 ウェイター氏:「ない」
へえ、烏龍茶って言っても通じるんだ。
私:「回鍋肉(ホイコーロー)」 ウェイター氏:「回鍋肉ね」
…通じたよ。
味のほうは…まあまあでした。30人で30ユーロと安かったので文句は言いませんが。
…ちゅうか、コンピュータの前で一瞬眠ってしまったので寝ます。
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