なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2004年11月16日(火) |
意外?アイルランドの銀行のカードでお金が降ろせる日本のATM |
ただいまです。お疲れです(←自分自身)
日本で言われたこと。
「ほら、よく、海外で大きな事件や事故があった時に『被害者の中に日本人は含まれていませんでした』って言うよね。あれって、日本のマスコミだけじゃあないの?」
違います。他は知りませんが、アイルランドのマスコミも同じことを言います。そう言うと相手は
「でも、イラクで殺された香田さんの事件はアイルランドでも大きく報道されてたでしょ」
されてません。この報道、私が知る限りではほとんどありませんでした。これには相手もびっくりした様子。なんでも日本国内では本当に大きく報道されていた様なので。
これが信じられないという日本にお住まいの方、今日、イラクでアイルランド国籍を持つ女性が殺されましたが御存知でした?…そう、マスコミはやはり自国の国籍を持つ人の報道を重要視するようです。
ちなみにここ最近でアイルランドで大きく報道された日本のニュースはご賢察の通り中越地震です。このニュース、アイルランドでも速報として流れました。ただし、
「東京近郊で大規模な地震が発生した模様」
…アイルランドから見ると、新潟は「東京近郊」らしいです。
今回日本に行った理由の一つはクリスマスショッピング。とにもかくにもクリスマス前のダブリン市内には行きたくない。特にクリスマス直前の週末などほとんど年末の上野のアメ横状態になります。そんなわけで、日本で極力買い物を済ませようという考え。
かくして、私がよく行く東京は御徒町の「ディスカウントデパート」多慶屋。ここで、私にとってはかなり清水の舞台から飛び降りたつもりで買い物をしました。で、クレジットカードで払おうとすると…
係:「申し訳ありません。現金のみになります」
あいた!すっかり忘れていた。日本は未だにクレジットカードを受け付けないところが多いんだった。おーい、誰だよ。日本は先進国だとか言ったやつは。クレジットカードで買い物ができない国なんて先進国とは言えないぞ(ホントかよ)。
ともあれ、財布の中のお札を文字通り総動員して、ようやく支払いはできた。…が、財布の中から現金がすべて消えたのは情けない。特に、その日の夜は天王洲アイルで(なぜに天王洲アイル)人と飲む約束をしていたので、やはり現金がいる。そこで私はふと思った。
アイルランドのカードでどうやったら現金を引き出せるんだ?
私のLaser Card(日本的にいえば「デビットカード」)、CirrusについでにMaestroがついてる。ただし、Cirrusが使えるATMって日本じゃ見たことがない。唯一の例外は私の知る限りCitibankのATMくらい。
問題は上野(御徒町)にはCitibankがない。
試しに某都市銀行のATMにカードを突っ込んでみたら…やっぱり動かない。このまま天王洲アイルに現金を持たないまま飲みに行くことはできない、かといって、CitibankのATMのために新宿だか六本木だかまで行っているヒマはない。
私は自棄になって郵便局のATMにカードを突っ込んでみた。動くはずはないと思いつつ。…するとなぜか使えました。ATMのどこにもCirrusが使えるとか書いてないのに。
で、そのまま天王州アイル駅へ。
駅構内に捜し求めていたCitibankのATMがあった
というのはきっと見間違いだと信じていますが。
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