なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2004年03月15日(月) |
オフ会企画変更・やっぱりネタを呼ぶ?アムステルダム(1) |
さて、企画しておりました第8回オフ会ですが、バスツアーは大変に申し訳ありませんが、参加希望者が最小催行人員に満たなかったため、予告通り中止とさせていただきます。楽しみにされている旨のメールもいただき、参加を希望されていた方には本当に申し訳なく、開催にこぎつけるだけの参加者を集めることができなかったことは立案者として力不足であり、まさに私の不徳の致すところです。
ごく正直に書くと、実は最小催行人員15人でひとり15ユーロの参加費では赤字だったんですよね。実際20人くらいの参加者か、あるいは費用を20ユーロにしたかったのですが、20人の参加者は実際今までのオフ会の経験からして無理のある人数だし、20ユーロは高すぎる。
で、まあ数人分くらいの費用は私が損失補填する覚悟だったのですが、さらに15人を切ってしまうとちょっと無理をしすぎかなあと…。かくして今回の企画は残念ながら企画倒れということで。
ただ、未練がましいことは認めますが、この企画、このままお蔵入りさせてしまうのはあまりに惜しい。私の頭の中では、かなり周到に計画が進んでおり、まあその計画通りにことが運ぶという保証はどこにもないのですが、やればかなりユニークな企画になると思います。ゆえに、私としても一度やってみたい企画なので、もし15人以上がいつか集まりそうなら作者までご相談ください。ただし、バスの配車状況等(例えば、平日はバスに空きがないのでほぼ無理)によりますのですべてが希望通りに行くとは限りませんが。
あ、対案ですが、結局「パブでランチ」ということに落ち着くと思います(他にやることはないんかい)。ただ、この週末はPaddy’s weekendの絡みでパブが混んでそうなんですよね(それを逆に見繕ってオフ会の参加者が多いのではないかと踏んだら見事に裏目に出た次第)。近日中に場所をご案内させていただきます。某郊外のSnigelがお忍びで(別に忍んでないけど。ちなみに一部の方が思ったあそこじゃないんですよ)パブにしようかと思っていますが、遠くから来られる方を考えて市内にするかも。ともあれ、今回のバス企画が企画倒れになりましたこと、重ねてお詫び致します。
さて。気を取り直してアムステルダムの話です。今回の旅行でつくづく思ったことは、私は「単身赴任のお父さん」化してる…ということ。そりゃアホタレといわれりゃそれまでですが、今回も、いつも通り、ダブリンからロンドン経由でハノーバーに飛び、そこから列車で5時間近くかけてアムステルダムへ。よく考えりゃダブリンから直行便で2時間あれば余裕でたどり着く場所へ12時間以上かけていく私はかなりのアホタレです。
こんなアホタレなことをした理由はいちおうありまして、もともとアムステルダムなんて行く予定じゃなかったのです。で、先にいつも通りハノーバーまでのチケットを買ってそのあとでまさにひょうたんからこまでアムステルダム行きが決まり、別に鉄道のチケットを買った次第。
で、今回自分が単身赴任のお父さん化してると思った理由はロンドンからハノーバーまでのフライトにて。フライトのスッチーさんがいつ乗っても同じ人なんですよね。で、ドリンクのサービスに来たボスッチーさん(=ボスのスッチーさん。英語で言うとこのFlight Supervisor)に話しかけてみた。
私:「なんだかいつもハノーバー線に乗務されているみたいですね」 ボスッチー:「私もお客様のこと覚えてますよ。いつも同じ席にお座りで」
………。
喜ぶべきか悲しむべきか。まあ、喜ぶべきなんだろうけどね。何せ、このボスッチーさん、部下のスッチーさんに
ボスッチー:「こちらのお客さまにドリンクを二杯差し上げて」
…お心づかいありがとうございます。ちなみに、この続きが後ほど出てくるのだが、それは次回のお楽しみ。
ハノーバーに到着後、そのままS-Bahn(近郊列車)でハノーバーの中央駅まで出て、そのままIC(Intercity=鉄ヲタ以外には興味のない話)に飛び乗る。
それにしても乗った特急列車はガーラガラ。見てくださいよ。これ。
1両完全貸切(ちなみにこの車両の半分くらいはチャリンコなど用のスペースです。)
しかも運転席のドアーはかなり大胆に開け放されてます。その気になれば列車強奪くらいすぐにできそうです(してどうするという疑問は無視)。
しかも運転手さん、車掌さんと話し込むのはいいですが、前なんか見ちゃいません。そりゃ鉄道なら脇見運転で道路から転落とかあり得ないからいいんでしょうけど。なんだか「ドイツ国鉄」とか聞くと、いかにも時間に正確でマジメにやってそうですが、日本のあの「指差確認」に比べりゃ、いい加減なもんです。
続く。
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