なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2003年03月22日(土) |
これは人前では歌えない...サザンのマンピーのG★SPOT |
ひでかすが2週間前日本に行った時にサザンのベストアルバム「海のYeah!!」を買ってきました。で、私はそれを借りて車の中でひとりカラオケしながら通勤してます。ちなみに今もこれを自宅で聞きながら書いてたりするのですが。
車の中でひとりカラオケをしていると、当然の帰結として会社に着いてもひとりで鼻歌を歌っています。「そんなヒロシに騙されて」をフルコーラス機嫌良く周りの迷惑を顧みずに歌ったのはいいですが、その後がまずい。ついとCDの中でそんなヒロシに騙されての次に収録されているマンピーのG★SPOTを歌いかけて慌ててやめました。あんな歌を歌っていたら会社内でヘンタイ扱いされます。なんでサザンの歌はあんなに英語交じりなんだ?しかも「あれはマンピーの(以下略)」はないだろうに…。歌ってしまう自分も自分ですが。
ドイツ語で言うところのEar Bomb(一瞬聞いた歌のフレーズがずっと頭から離れないことだと私は解釈している)というのは恐ろしいもので、車の中で最後に聞いたマンピーのG★SPOTが一日中頭の中でぐるぐるしており、ついと歌いそうになるのを必死でこらえました。こんな私はやっぱりアホですかね。
で、実はこの「海のYeah!!」を私が車の中で聞いていることからもうひとり被害者が発生しております。それは例のダイエットバトルの敗者Samantha(1月の日記をご参照ください)。まあ結構仲が良く、一緒に買い物とかに出かけることも多いので私の車に乗る機会も多い。と言うわけで、好む好まないに拘らず、私の車の中で「海のYeah!!」を聞かされているわけで。驚いたことには彼女、けっこうこのCDが気に入ったらしい。「今度CDを貸してくれ」と言ってきた。いつも思うんだけど日本のミュージシャンってかなりレベルが高いと思う。ヨーロッパに輸出しても売れると思われるミュージシャンも多いと思うのだが。
これは数ヶ月前のことになるんだけど、私が二階の自分の部屋でごろごろしていると突然階下のリビングルームから大音量でオフコースの「夏の終わり」が流れてきた。「お、ひでかすが帰ってきたか」と思い、私の部屋の真下にあるリビングルームに行ってみると、そこにいるのはひでかすではなくSamantha。
私:「なにやってるの?」 彼女:「このCD、気に入った」
…と言うわけで、彼女、70年代のオフコースから最新のサザンまで何でも聞きます。桑田佳祐の最新のアルバム「Rock and Roll Star?」もお気に召した様子だし。そんな彼女、ただいま彼氏募集中ですので、我こそはと思う方は作者宛てにメールください。少なくとも日本文化を受け容れる素地は十分ある女の子だと思いますよ(←本当にメールが来たらどうしよう)。
サザンの歌の歌詞ってかなり意味不明ですが、それでもアルフィーにはかなわない。歌うとやたらと疲れる「星空の下のディスタンス」。大ヒット曲なのでご存知の方も多いと思いますが、あの歌詞をゆっくり読まれたことはありますか?
星空の下のディスタンス 突き抜けろ愛のレジスタンス
いえ、あまり歌詞を不用意に書き写すとチョサッケン協会あたりに怒られそうなのでこの2行だけにしときますが、この2行、例えば英語に訳せますか?
Distance under the starlight
とまあ1行目はなんとか(センスのあるなしは置いておいて)直訳できますが、2行目、
愛のレジスタンスって何ですか?
そしてその愛のレジスタンスをどうやって突き抜けるんですか?
こんなことを考えると今夜も眠れません(とか言いつつこれをかいた10分後にはもう寝てると思われますが)。
蛇足ながら、アルフィーの一番の名曲は「シュプレヒコールに耳を塞いで」だと思うのですが。あの歌詞は十分意味が通じるし。ただ問題は...この曲を誰も知らない。
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