なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2003年02月03日(月) |
Q州とアイルランドの冬の共通点 |
「ドイツコメディ旅行」の話は諸般の都合により明日にします。(諸般の都合=原稿を会社にフロッピーディスクに入れて持ってくるつもりがすっかり忘れていた)
で、今朝2/4は実にキョーフの朝でした。
いつも通り8時出勤のために7時15分に家を出るべくドアを開けた私。
車が凍っている。
...と言ってもこれ、初めての経験じゃあありません。慌てず焦らずポットでお湯を沸かします。で、とりあえず車のエンジンをかけようと玄関を一歩出ると
ずるっ
...うーん、地面が完全に凍っております。これはアイルランドでは初体験。
確かに昨夜は小雪が舞ってたりして寒いのは分かってました。でもここまで凍るとは思ってなかった。もっとも、おとといのドイツの方がよほど寒くて雪も路面に残っていたけど、最大にして最高の違いは、慣れ。
ドイツじゃ、タイヤは当然冬タイヤだし、ガラスが凍ってもいいようにしゃんと氷を溶かすスプレーやバッテリーブースターなども車に載っている。
反面アイルランド。Q州同様雪が降ることなど想定してないからタイヤは年中同じやつだし、私の知る限りバッテリーブースターを積載した車など絶無。
これは実はすでに証明済み。昨年の冬。私がドイツに行っている間、ひでかすが私の車を使って某ショッピングセンターに行ったんだそうな。それ自体問題なし。問題は、ひでかすがライトを点けたまま買い物に行ってしまい2時間後車に戻ってくるとバッテリーが見事に上がっていたそうな。
クリスマス前の混雑したショッピングセンター。押し掛けするスペースも無く、しかたなく通行人に片っ端から
「バッテリーブースター持ってない?(懇願)」
と聞いてまわったが誰も持っていない。
困り果てたひでかすはショッピングセンター内にあるカー用品店に助けを求める。
店主:「じゃあ、このバッテリーブースターを買って。で、使い終わったらまた店に持ってきて。返金するから。クリスマスだしねー。」
好きです。こういうアイルランド。
とまあアイルランドではこのように車の冬対策は全くできてないのですが、まあ偉そうに言っても私の車だって同じこと。今朝もガラスの氷をお湯で無理矢理引っぺがし出発。
うちの前の道、道幅はセンターラインが引けるほど広いですが、行き止まりなので交通量はほぼ絶無。ここでちょっと実験。
まず、強めにブレーキをかけてみる。
タイヤは見事にロックして、滑る。
次に、アクセルを踏み込んで前輪に思い切りトルクをかけてみる。
タイヤは見事に滑る。
...とりあえずチコクしてもいいから気をつけて行こうと決める。
で、表通りはいつも以上に混んでまして。怖かったですが、反面楽でした。というのも、無謀な運転をするアホタレがいなかったのである意味安心でした。後ろから突然割り込んでくるタクシーや、突然止まるバイクなどがいなかったので。
かくして、なんとかチコクせずに会社に着いた私。こういう寒い朝の日はたいがいいい天気になるんですよね。現在、日が昇り、きれいな青空が広がりつつあります。というわけでたまった仕事を片づけはじめます。
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