なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2003年01月08日(水) |
日本の常識では図れないアイルランドの交通事情 |
クリスマス前は比較的暇余裕があったのに、年が明けて仕事が鬼のように忙しくなりました。おかげで昨日は日記の更新ができませんでした。
ここ数日、ケーサツ当局が日本に遅れること30年、ようやくアイルランドでも最近始まった「交通違反の点数制度」。これを盾に、速度取締を強化する旨を散々喧伝しています。で、まあアイルランドの法定速度は96キロ。町中での規制速度も48キロと日本に比べるとはるかに高めなのですが、この規制速度はっきり言って守られてません。
で、ケーサツも言うことが極端でして、スポークスマンは
「1キロでも違反してたらばしばし取り締まるでー」
とのこと。特に、ダブリン市内の48キロ規制圏で取締を強化する方針だそうな。どうもやることが極端というか。
で、まあ、これ自体はいいでしょう。実際昨日も会社帰りにLong Mile Roadという道を運転していると、クソガキが二匹10歳くらいの男の子と女の子が保険金狙いとしか思えないタイミングで人の目の前に飛び出してきまして、私が規制速度以下で走っていたから良かったものの、そうでなければ一匹はねてました。まあ人の目の前にいきなり飛び出してきて、人のせいにされたらたまったもんじゃないというのが私の正直な意見ですが。ともあれ、確かにダブリンの住宅密集地で48キロ以上で運転するのは危ないと思う。
閑話休題。で、このニュースを聞いていて、次の一言が妙に引っかかったのです。
「…合わせて、免許証の携帯が義務づけられました」
へ?
え?
じゃあ、今まで、免許証の携帯は義務づけられてなかったの?
裏付け取材したところによると、どうもつい最近までアイルランドでは免許証の携帯は義務づけられていなかったらしい。なんでももしケーサツに求められたら、数日のうちに最寄りの警察署に提示すればそれで良かったらしい。
身代わりとか多かったろうなあ。
そういえば去年物損事故をおこしたときも最寄りの警察署に保険証を提示するように言われたけどそのまま放ってあるけどお咎めなしだなあ。
どうも日本の常識では図れないアイルランドの交通事情です。
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