なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年12月03日(火) |
アイルランドでは日本で培った運転の常識は通用しない...ご存知の通り |
洗剤の問題。書きかけてますが未完成です(民主党のダジャレ王の議員さんの名前ではない)。明日こそは。
会社の帰りにBlanchardstownにあるLidlにビールを買いに行きました。Lidlは私のお気に入りのドイツ系のスーパー。ドイツ系だからいいのではなくひたすらに安いから好きなのです。ただ売っているものが少ないのですぐにマンネリになりますが。昨日行った理由は単純。週末のBlanchardstown Shopping Centreは混みすぎて近寄れないから。
で、ラッシュアワーのダブリンの割り込む車をよけながらBlanchardstownに向けて進む。途中踏切が1か所あるのですがこの前後も例外なく渋滞。私のいる下り線も上り線も進んでいない。
アイルランド(あるいは私の知る限り日本以外の全部の国)では踏切の手前でいったん停止する義務はありません。が、踏切の向こうも混んでますので私は踏切の手前で止まりました。踏切の中で止まるのは自殺行為です。いくら一日に上り下り10-15本づつくらいしか列車が通過しない踏切としても。
次の瞬間私は自分の目を疑いました。
対向車線の運転手(若い男)、踏切の中に堂々と止まっている。
だれかアイルランドで免許を取得したつわものはいませんか? いったいどういう教習を受けているのか興味があります。
「踏切ではエンストして止まったりしないようにローで一気に抜けろ」
とか習った常識はどうやらアイルランドでは通用しない…のか。
で、話は今朝(実はこの日記水曜日の朝書いてます)に飛ぶ。
暗い中いつもの通勤路をいつも通り走り、ようやくLiffey川を横断する交差点に。ここ一方通行で2車線あり私は右側の車線にいた。信号が青になりゆっくり進みはじめる。目の前には先行車、そしてその車と私の間にはチャリンコに乗った私くらいの男性一名。前の車が混んでいるのかスピードを緩める。次の瞬間…
チャリンコ橋の欄干付近で前の車の後ろに激突。
チャリンコ、私の目の前で思い切り大の字になってコケる。
私の車線見事にブロック。私、行き場なし。
そこそこの車間距離を取っていた私は手前で止まる。私が止まったのは思い切り交差点のど真ん中だがこれは緊急避難。チャリンコを踏み潰すよりははるかにマシ。後ろの車もなんとか私にダイブせずに停まってくれる。
で、私は考えた。後ろからバイクが私の車の脇を摺り抜けたりしたら(バイクのすり抜けは日本同様よくある話)チャリンコは間違いなく轢かれるからここはとりあえずハザードをだそう。
と、ハザードを出して気がついた。
…前の車、逃げちゃったよ。
ええ、そりゃ、チャリンコが一方的に突っ込んだだけですよ。前の車は悪くない。でも事故の当事者が逃げるか…フツー。
幸いといえば幸いチャリンコの兄ちゃんはかすり傷程度だったようでほどなくして起き上がりチャリンコを歩道によけてくれました。あれ、平気そうな顔してたけど疑う余地なくやせ我慢してた。
…というわけでダブリンの車通勤のレポートでした。ね、日本で培った常識って通用しないでしょ。この国では(涙)。
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