なべて世はこともなし
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2002年04月23日(火) 幻滅!お気にのクリスティーンが品のない女性に変わった理由

こんばんわ。ご飯を食べたばっかりなのにお腹が空いているSnigelです。出かけていた関係でたった今(午後10時)帰ってきて、今から何か食べると大変だということで、食べたのはトースト一枚。朝はコーンフレーク。昼もコーンフレーク。で、夜はトースト一枚。…誰かどうして私がデブなのか教えてください。今、Chimayを飲んでいることは、……とりあえず忘れよう。


ちなみにこのChimayというビール、ベルギー産で日本でも売っているらしいが全然売れない…と知り合いの酒屋のご主人が言っていた。ビールのくせにアルコール分が9%と高い。しかも値段もフツーのビールの倍以上するという代物。というわけでめったに飲まない。…というか高くて飲めない。


昨日は、私のとなりの席のアイリッシュの解雇という騒動がありましたが、実はもう一つ騒動があったのです。…私のお気に入りの新人(というか自分も新人なんだから「同期」という方が正しいのか)のフランス人クリスティーン(仮名)についての騒動。彼女、「妹にしたい女の子ナンバー1」という人気投票があれば私は迷わず彼女に1票入れる。かわいいし、明るいし、いい声してるし、すべすべの肌してるし(…以下略)。


で、私が彼女の気に入っているもう一つのポイントは、髪型。きれいなライトブラウンの髪を惜しげもなくばっさりショートにしている。彼女のうなじに(…以下自主規制)。


で、月曜日。いつものように遅刻をしてきた彼女。元気がない。のみならず何かが違う。その理由はすぐに分かった。髪型。わずかとはいえ髪を切ってきたようなのだ。前と比べて何が違うのか、「なんとなく」という以外説明がつかない。そこで私は彼女が私の机に「おはよう」といいに来るなり、私は開口一番、「ちょっとそこでくるっと一周してごらん」と言う。すると彼女は、
「分かってるわよ。何が言いたいのか!」と本気でないにせよ怒る。


それにしても、何と言ったらいいのだろう、今まであった彼女のかわいらしさをすべて打ち消すような、そりゃあもう、品のない髪型になっているのだ。なぜ品がないと感じるのか自分でも不思議。何せ長さ自体はほとんど変わっていないのだから。けれども髪全体が品がないのだ。なんとなく長さが揃っていない気もする。


私:「いったいどうしたの?」
彼女:「髪切ってきた」
私:「見りゃ分かる。どこで?」



彼女が挙げた美容室の名前は、ダブリン中、たぶんアイルランド中にある某大手チェーン美容室の名前、ちなみにこのホムペのほかのページに写真入りで紹介されています。


私:「で?なんでこうなっちゃったわけ?」
彼女:「とにかく下手で下手で。途中で『もうこれ以上触らないで』って言って出てきちゃった」
私:「はあ…」



私、自慢じゃありませんが、あまりセンスのある人間じゃあありません。その私をして、「何じゃあこりゃあ」と思わせる彼女の髪。いや、前からこうなら気にならなかったろうけど、それまでの彼女は本当にかわいかったのだ。このページに写真を載せたいくらいです。彼女には悪いけど、本当にひどい。


で、こんな話をしていると、例の解雇されたアイルランド女性(この時点では彼女はマネージャー室に呼ばれておらずこの日解雇されるなど誰しもが思ってもいなかった)が会話に割り込んできて、「その美容室に行ったの?私はひどい経験をしたわよ」


そのアイリッシュの彼女によると、彼女はある日パーマを緩いウェーブパーマをかけに行ったのだそうな。すると、まず、パーマの機械で髪を焦がされ、(…つまりドリフターズのコントで研究所で爆発が起こった後のいかりや長介のような髪になり…あるいはパパイヤ鈴木といえばもっとわかりやすいかな)しかも、パーマ液が顔に大量に垂れてきて、それで彼女の顔がかぶれてしまったのだそうな。…まさに「恐怖の美容室」ですが、事実です。


アイルランドに長期滞在の女性の皆様、お越しの際は出来るだけ髪を伸ばし、さらに自分で切って、なるべく美容室のお世話にならないようにいたしましょう。それにしても、クリスティーンの髪、幻滅だあ。




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