写真でイメージする『言の葉の庭』 - 2013年02月23日(土) 新海誠の作品 『言の葉の庭』を写真でイメージしてみる。 まるで「世界の秘密」そのものみたいに、彼女は見える。 じゃ、また会うかもね。 もしかしたら・・・、雨が降ったら・・・。 あの人にとって、15の俺はきっと、ただのガキだということ。 27歳の私は、15歳の頃の私より、少しも賢くない。 あんたは一生ずっとそうやって、大事な言葉は絶対に言わないで、自分は関係ないって顔してずっと独りで、生きていくんだ! あの人がたくさん歩きたくなるような靴をつくろうと、そう決めた。 劇場での上映料金が千円ということは、『秒速5センチメートル』の時同様に、上映時間は1時間を越えないくらいのはず。 スマートフォンで公式HPの情報を確認し、そんなことを考えているうちに列車は新宿駅に到着した。 8時を少し過ぎたばかりの改札口は、乗降客もまばらだ。 ツイッター上では既に何枚かの写真が投稿されていたり、友人も今日の昼には訪れる予定だということをつぶやいていた。 物語のイメージを大切にするのであれば、雨の降っている午前中がベストなのだろうけれど・・・。 持ちなれない一眼をもって、なおかつ土地勘のない場所を訪れるほどの無茶はもう出来そうにない。 梅雨の季節に映画が公開されてから、新宿バルト9で映画を見たその後に訪れる、というプランを密かに検討して今日のところは目的地へ向かうことにした。 まずは4丁目の交差点で写真を一枚。 都立高校の入試日らしく、高校の手前歩道には塾関係者と思われる人たちが結構な人数いて、カメラを構えるのに躊躇させられた。 そんなわけで、実際に写真は道路反対側から撮らざるをえなかった。 もし、主人公のタカオがこの高校に通っているという設定なのでであれば、まぁわりと気軽に学校をさぼって日本庭園に行けるなぁ・・・。 と思いながら新宿門へ来たところなんと門は閉ざされたまま。 開園時間9時〜16時分との看板が(苦笑) 下調べはしっかりしましょう、オレ。 近くのドトールで朝食をとって9時まで時間をつぶす。 朝起きたら、雨降ってるから学校をサボろうというよりは、寄り道しながら学校を素通りして日本庭園へ向かうような形になるのか?。 さて、 『雨の日の午前中』 というのは何時からスタートするのだろうね。 改めて新宿門から入園。 一回の入園料は200円だけれど、常連ならきっと年間パスポートを持っているのだろう。 当然ヒロインのユキノさんもパスポート持ちでしょうか。 予告編映像ではさりげなくラベルを見せながら金麦を飲んでいる彼女ですが、この公園はアルコール類の持ち込みは禁止です(笑) さすがに平日の雨の午前中にアルコール持ち込みの検査なんてしないでしょうから、ごみは持ち帰れば問題は発生しないのでしょう。 目指す撮影ポイントが『旧御涼亭が撮れる場所』ということ「だけ」は調べてきていたわたし、ふらふらと園内をさまよい歩いてその場所を探す。 途中、私と同じ目的で来ているんだろうな思われる人とすれ違ったり、アングル的に脚立があればなぁ、と思うような場所もありましたが当初の目的はほぼ達成して帰宅となりました。 残念なことがひとつだけあるとすれば、目的としていた休憩所が喫煙スペースもかねているため灰皿が置かれてしまっていたこと。 園内は全て禁煙にすればいいのに・・・。 という、ちっとも健康とは無関係な理由で傍若無人なことを考えていたことを告白してレポは終わる。 59823 -
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