いいことあった
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2008年05月14日(水) 沖縄3日目

旅行は今日まで。朝ご飯を食べて、支度をして荷物を預け、タクシーで首里城公園へ。中の見学をして、資料映像を視聴。

首里城の再建で、戦火で焼かれた首里城を再建するのに瓦の色が赤か灰色か分からなくて往時を知っているお年寄りに聞き取り調査をしたり古瓦を研究して結局赤に決めたというエピソードが出てきた。そんなの分からなくなるものだろうか?と疑問だったけど、沖縄戦で亡くなった方が多くて往時を知っている方が少なかったのか、昔の琉球王国は身分制度が厳しかったと読んだことがあるので、城に上がったことのある人自体が少なかったのかと想像。実際のところはどうなんだろう。

中の係の方は琉装らしき姿で、男性の帯が面白い締め方をしていて、前が小物入れのようになっていて色んなものが入っていた。あれいいなぁ。あと琉球美人図の屏風があって、身分ごとに違っていた服装の例として説明がついていた。最上流階級の女性(王子の婦人くらい)以外は足袋を履いていなかったらしい。踊りも少し見せて頂いたが、広袖なのは涼しいからでしょう。
昨日に続き風が涼しくて、日差しがきついけどからっとしている。この気候で高い場所なら、首里城で暮らしていた人たちは快適だっただろう。

お城を下って、公園内の龍潭(人工池)の縁を散歩。ケロが残したパンをバッグに入れて持っていたので、鯉にパンを投げていたら七面鳥のような鳥が集まってきて、一度保育園で七面鳥に追いかけられたことがあるケロに「ほら、べべべんちょう(七面鳥)来たよ」と言うとものすごい勢いで逃走。私と家人でげらげら笑ってケロは不機嫌。実際はバリケンという鳥だそうだ。(帰宅後にネットで検索。)

それからホテルに戻り、土産物店を見せてもらう。みんさー織の半幅帯となごや帯は、買えない額ではなかったがぜひにというものでもなかったので見送り。紅型染めの反物は20数万の値札がついていたが、たしかに美しかった。あと城間さんの工房の紅型や藍型デザインのハンカチ。あれこれ見て楽しんで、私が目を離した隙にケロはココナッツの実でできたウクレレを手に入れていた。(家人曰く「(ケ)ちゃん、ほかのものはぜんぶがまんできるから、これかって」と言い出したらしい)空港でも手に持っていたので、周囲の子どもの羨望の的だった。

泊まっていたホテルでオウゴマダラを飼育していたので、黄金に輝くサナギの写真を撮ったが、嫌いな人もいると思うのでここには載せない。

飛行機に乗って戻ると帰路は1時間40分で到着。そして気温15度。さよなら南国。

朝、保育園に電話をして火曜日だった遠足が延期になったことを知り、さらに仲良しHちゃんのお母さんが親切にメールでも知らせてくれたので、メールで持っていくものを教えてもらって(充電器さしっぱなしの携帯電話で)明日の準備。


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