朝10時から斎場にて火葬式。繰り返すが「何もしなくていい」と言われていたので、親戚には報告はしたが立会いは辞退し、(故某身内が若い頃に居候していた義姉だけは近所なのもあり立会い)、数人で見送り。ケロは「どうしてじーじはびょうきがなおらなくてエレベーターみたいなのにのってかみさまのとこへいっちゃたの?」と疑問に思ったらしいが、骨を拾うのはまだ刺激が強すぎるような気がしたので、家人と車の中で待機。 一旦某身内宅で某身内を降ろし、家人を駅まで送ってから戻り、魔窟となった故人の部屋の片付け。何十年も前に当時のソ連に行った時の写真が出てきて、裏の鉛筆書きの「イルクーツク」「ナホトカ」「バイカル」などの文字に池澤夏樹のヤーチャイカを思い出す。結局某身内とは数十年一緒にいたわりに良く知り合いになれずに終わってしまったなぁと感慨。
夜、別の某身内宅で香典を預かっているというので、ケロと来訪。夕飯をごちそうになって、あれこれ。ケロはマーカーペンを貰って、カレンダーの裏に大きな絵を描いて「これ、かざっといてね」と強制して帰宅。
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