| 2007年09月26日(水) |
家庭生ごみ>環境省が3年計画で再生実験へ |
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◆日常
昨日夜なべした着物。ケロを保育園に預けてからダッシュで着て、同僚Oさんとまた六本木ミッドタウンへ。着物を「とっても素敵」と誉められたので「実は私のコーディネートじゃなくて、某身内が『帯締め1本変えるな』と厳命していった」と告白する。
前回「次のご案内は5時以降」と言われて断念したToshi Yoroizukaへまず行って予約をした。1時と言われた時点で11時過ぎ。先に軽く腹ごしらえをしようと京はやしやの茶飯(ちゃーはん/ほうじ茶を混ぜたフライドライス)セットを食べて、お店をぶらついて(前回に続きOさんはファーバーカステルで水彩色鉛筆をお買い上げ)、早めにToshi Yoroizukaの前に舞い戻ったら席がもう空いていたので通してくれた。全席カウンターで、パティシエがデザートを作る様子が見られる。
私はチョコレートの一皿、Oさんはイチジクのスフレを頼み、一口づつ味見をしたが、どちらもうなるほど美味かった。「美味しい」「幸せ」しかお互い言葉が出ず「料理の鉄人(の審査員)には私達出られないわね」。 チョコレートの方はフォンダンショコラの中のラズベリーシロップと暖かいチョコレートの味のバランスが絶妙で、さすがの味。私はもちろん同じ味は出せないけど、バランスが絶妙だということと美味いということはよーく分かった。イチジクのスフレも、洋酒が効いてそりゃあもう。もちろん焼き立てをオーブンから出してお皿に乗せて持ってくるまで数歩の距離というところもあって、熱々。猫舌チームの私達には無理だけど、熱いものが熱いまま味わえる皆様にはぜひお勧めしたい味。
はー、堪能。
◆日常2
実は、今日の目的はこれだけではなかった。国立新美術館にて今日から開催の「アムステルダム国立美術館所蔵 フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」を観てきた。
フェルメールの絵は1室を独占し、前室では絵の分析の展示とビデオを流し、ものすごい力のいれよう。やっぱりお客さんの目的もフェルメールらしく、フェルメール関連の展示は人が途切れない。海外で見た時ののんびりとした気持ちを懐かしく思い出しつつも(あ、でも企画展は海外でも混むか)、私も順番に並んで絵の前に立たせてもらった。フェルメールブルー、この絵でもふんだんに使われていた。なむなむ。
会場にて猫4匹捕獲。「・・・の絵の猫は好色を表し」と寓意もあるようだったが、そればっかりじゃなくて、猫が好きな人向けに描いた猫もいるよねぇ。あんなに可愛がってそうだもの。
帰りに絵葉書を買って(ほとんどのグッズが「牛乳を注ぐ女」で、他の展示物がちょっと可哀想だった)、美術館の前で写真を撮って、ミッドタウンに戻って、京都に詳しいOさんの「この店のは美味しい」のお勧めすりゴマを買って帰路に。
◆日常3
すごい勢いで着物を脱いで、着替えて自転車を飛ばしてケロを迎えに。今日の連絡ノートに「最近『誰とも遊ばなかった』『○○ちゃんが「(ケ)ちゃんと遊ばない」っていうの〜』と言ってますが、そんな様子がことはないですよね?」と書いていたので、遅番で残っていた担任のI先生とその件で話した。
「皆と遊んでますし心配な様子はありません」とは言っていたが「他のお友達はふざけてるうちにぱーっと他の遊びに移行しちゃったりするんですが、(ケ)ちゃんは一つの遊びにじっくり取り組むので、皆がふざけてても(ケ)ちゃんは残って遊んでたりします」「絵とか他の遊びの様子とか見てても、(ケ)ちゃんはちょっと他の子より(成長が)早いんですよね」と言われ、早熟なのは果たしていいことかどうかとは思うが、親が考えてどうこうできるものではないし。・・・家ではよくかんしゃくを起こしているので、そういうのでお友達から嫌われてるとかじゃなければいいわ。
◆着物
今日は昨日裄出ししたこげ茶にマルチカラーのネップの入ったウール(見た目は秋っぽいが実は透ける薄手)の単衣に、白地に銀の流水と緑の笹の葉の柄の名古屋帯、朱の帯締とグレーの綸子帯揚げ。白足袋白衿(塩瀬)、辛子の草履に赤地に白花柄の正絹籠巾着(ケロにと某身内がくれたのをガメた)。あと数日のことなので袷が着られたら苦労なかったんだが、袷のフライングはあまり聞かないし実際暑そうなのであきらめた。本当は紬の単衣2枚のどちらかを裄出しするつもりだったけど、この帯をおろしたかったのであえてウールでよそ行きにした。だって美術館くらいジーンズでも行くでしょー(誰に向かってか叫ぶ)。
昨夜解いてみて分かったが、このウール着物、私と同じくらいいい加減な人がいい加減に縫っていた。親近感がわいた。着物は解くたびに何か発見がある。左右の裄の寸法が違うなんて今まで気づかなかったよ。縫い目も「普段着なんだしこれで充分よね」と同じくらいいい加減な針目で縫い直した。単衣の裄出し2時間なら休みの度に1枚づつやってれば(タイムは更に縮むだろうし)すぐ終わりそうなんだが。
出る前に袖口をドアの取手にひっかけてほつれさせ、あわてて縫い直したが、かんぬき止めをしていなかったので布はダメージなし。「着物は縫い直すことが前提なので布より弱い糸を使う」というポイントを実感。実は普通はかんぬき止めしてあるけど、あれは本当に必要なのか?
あと帯結びでいつも出かける前に時間を食うので、今回はいんちきで結ばない帯結び進化形。進化のポイントはダブルクリップを使わないで帯締めだけで止めたことと、三角のところにお太鼓が上がってこないようにタオルを入れてふくらませたところ。・・・いつもより綺麗に帯が締められた気がする。
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