2007年01月23日(火) |
海底から噴出する青い熱水 「世界初観測」と海洋機構 |
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ケロの3歳児検診で休み。午前中はケロの半袖Tシャツを2枚長袖に改造(袖口にジグザグミシンで延長部分をつけたものと、袖付けから半袖を外し長袖に付けかえたもの)、首回りのテープの縫い目が外れた下着シャツの衿直し。ロックミシン大活躍。
検診、他の3歳4ヶ月児達と一緒に受診。ケロは普段は大して発達が早いとも思わないが、保育園で慣れているためか身体測定でもさっさと脱いで体重計や身長計の足型にぴったり立ち、名前を呼ばれれば大きな声で返事をして「お願いします」と椅子に座り、「ありがとうございました」と椅子を降りる。集団生活に慣れてない幼稚園入園前の子の中には、身体測定で既に泣き出す子、床に大の字になって泣き叫ぶ子、歯科検診で「いーがーなーいー」と泣き叫ぶ子と色々いて、「集団生活に入る前の幼児とはこんなものなのね」と新鮮だった。 ケロは皆がお絵かきしてたのに(事前に出した問診表でひっかからなかったのか)自分の時はお絵かきができなくてがっかりしていた。
そして私は「こことここ虫歯です」と言われてかなりがっかり。その前に見た紙芝居で「皆の好きなチョコ、飴、ジュース、アイスクリームは虫歯菌も大好きなんだよ〜」と言われて「ケロは普段どれも食べない」とほくそえんでいたのに、一気に転落。(でも最近も保育園で歯科検診受けてるんだが、本当に虫歯か?)私もがっかりしたが、ケロも「ばいきん、やだー」と落ち込む。二人で歯医者へ行こうとケロと約束。(その後、2月3日に予約。)
更に、尿蛋白±で再検査。これは「本当に病気だとしたら普通もっとプラスで出て潜血もありますから、まず大丈夫だと思いますけど」という言訳つきだが2月7日に再検査してもらわないことには分からない。もちろん万一の病気の早期発見のための検診だから、受けた意義があるわけだけど、やや心配だ。
どちらも結果が2月に回って、あー気になる。
それから図書館と歯科(予約に)とドーナツ屋(「あ、ドーナツの匂いがしたわ。おかあさんお外で食べていかない?」)経由で帰宅。
帰宅後、またお裁縫の神様が帰ってなくてベッドのマットレスカバー(でソファとして使う)ほぼ完成。強烈に花柄なのは安かったせいもあるけど「かあさんのいす」の無意識の影響らしい。
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上橋菜穂子「天と地の守り人 第一部」(2007-9) 偕成社(2006年12月)
とうとう守り人シリーズ完結までのカウントダウン。三部作が毎月刊行されるのだ。予約が早かったのか、意外にもすぐ読めて嬉しい。この喜びを他の人にも分けてあげようと、読んで即返却してきた。
長編小説を書いている人が時々「あの時のあれが伏線だったのかと、物語が勝手に辻褄を合わせてくれる」ような体験をするらしいが、この本もそうなんじゃなかろうか。あのことやあのことがつながってくる不思議。懐かしい人たちがぞろぞろ出てきて、でもまだ第一部だからもうちょっと前で途切れる話かと思ってたのでそこまで意地悪な作者さんじゃなくて良かったわ。(本を閉じて「あーっ!」って叫ぶような切り方ってひきはつよいけど意地悪だよね。)
第二部、第三部が楽しみで仕方ない。でもまだ今月出る予定の第二部が本屋に並んでないみたいだ。
ベラ・B・ウィリアムズ「ほんとにほんとにほしいもの」(2007-10) あかね書房(1998年4月)
「かあさんのいす」の続編。前作でも、大きなびんに小銭をぽとんぽとんと落としていくという行為にたまらない魅力を感じたものだが、今回のお話でもまたあのびんが登場。そして、そうやってお金がどうやって増えていくか(増えていかないか)を肌で感じた「わたし」がえらぶ「ほんとにほんとにほしいもの」は・・・。いったい何を買うのか大人の私もどきどきして読んだ。
でもこの本を読んで「教育的に」家に大きなびんを置いて小銭を貯めるのは違うんだろうなぁ、と思う。楽しそうだけど。
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