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ケロを連れて図書館へ。某メルマガで紹介されていた絵本「かあさんのいす」(ベラ.B.ウィリアムズ あかね書房)が届いていた。すごくいい本。それとともに、(アメリカでの)ソファの位置づけについても勉強になる。3部作なのであと2作も読みましょう。できればケロに買ってあげましょう。

それから美容院へ。ケロの水疱瘡で行きそびれてたけどもう限界。で、いつもはねるサイドの髪を思い切って短くしてもらった。シルエットは前の方が好きなんだけど、もしかして以前の縮毛矯正の境目なんじゃなかろうかと思ったりして。

イートインのパン屋で昼食をとった後、電気屋さんでデジカメプリントした写真を手土産に某身内宅へ。相変わらずケロが何をしても可愛がられて、私はひたすら雑誌読み。買いそびれたクロワッサンもあったので熱心に読んだ。

ケロが眠くなったところで「おひざでねんねする?」と尋ねたが「こわいものいっぱいくるからねないの」とまた言い出したので、某身内宅のお守りを貸してもらったが結局寝なかった。想像なのか本当にナニヤラ来ているのか、どちらかは知れないけれど、どっちにしても本人の恐怖は何かで解消する手段を早く見つけてあげたいものだ。(私もいまだに宇宙人とかお化けとか怖いので、あんまり良い手は知らないんだけど。)

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高楼方子「いたずらおばあさん(2007-7)
フレーベル館(1995/09)

徹底的に教訓のない、楽しいお話。でもこの本が本当に面白いのは大人なんじゃなかろうか。そしてこの本の作者紹介を読んで、挿絵の千葉史子さんは、あの「記憶の小瓶」で旧ソ連に絵が送られたという実姉だと初めて知る。

この本の感想から離れるが、この前から高楼方子さんリーディングをしていて、函館生まれというのがやっぱり作品に影響していると思い(「時計坂の家」は現実の函館がなければ生まれないだろう)、想像の余地のある街に住むというのはうらやましいことだと思った。(そんなのは大人の思い込みで、子どもにとってはどんな場所でも想像の余地はあるとも思うが。)

ベラ.B.ウィリアムズ「かあさんのいす(2007-8)
あかね書房(1984年1月)

主人公「わたし」とかあさんとおばあちゃんで暮らす一家が、大きなびんに小銭をぽとんぽとんと貯めて、椅子(ソファ)を買う話。
福音館「ねぼすけスーザ」のシリーズを彷彿させる(いやこっちのが先なんだが)、嫌な言い方だけど何かが足りない家族/家庭の暮らしが淡々と語られことでこちらが恥ずかしい気持ちになるような、きれいな絵本。ぜひ一家に一冊。


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