いいことあった
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2006年11月23日(木)

本日はとりならべの日。天候とかケロの体調とかを考えて直前まで参加保留させてもらってたが、幸いトラブルもなく参加させてもらうことに。
(そういえば去年はケロのミルクアレと暴れん坊ぶりを考えて欠席したんだっけ。)

イタリア土産で貰ったドライトマトを熱湯で15分ほど戻してざく切りし、乾燥バジルと一緒にオイルに漬けたものを持参して車へ。ケロはマクドナルドを指して「これドナルドダッグだよ」と言った。うん、全く関係がない訳ではないぞ、ケロ。

そういえば朝もお絵かきボードを持ってやってきて「*******おねがいします」と私に差し出し、何のことかと思ったら「これ、保育園でお姉さんたちが*******おねがいしますってするんだよ」と状況を説明してくれた。それでようやく「ああ、『にんずうしらべ』って言ってたんだ」と納得した。文字が読めないので耳から入った音を真似して発音するという語学の基礎みたいなことをやってるが、そのうちに文字と音のつながりが理解できて、知らない言葉も発声できるようになるんだな。長い道のりだ。

久々で懐かしい皆様にお会いして、美味しいものをちょっとづつ頂いて(車だったのでアルコール飲料が飲めなくて残念)、とりならべで鳥が並んだところを無事確認し、駐車場の時間制限もあり、ケロ連れでもあるのでお先に失礼してきた。

ケロは皆の前では割と無口だったが、車の中で持参のネズミのリュックに「ネズミさん、みんなにかわいいっていわれてよかったわね。もうおそとくらくなるからおうちにかえりましょうね。」と話しかけていた。が、段々素に戻って私に「ケロちゃん、もっといたかった」「おひるねしてまたくる」と名残を語っていた。

飛浩隆「ラギッド・ガール−廃園の天使(2)(2006-159)
早川書房(2006年10月)

ちびちびと読んでいたがとうとう読了。何の因果でこんな話を読んでしまったかと思うような箇所もあれど、この人は、自分で知っていたことすら忘れていたような日本語を持ち出して文章を組み立てていくので、この人の本が日本語で読めて良かったと思ってしまう。
SFのジャンルであるし、SF的な部分もそれはもうサイエンティフィックで楽しいけれど、最近のブンガクの平易さ(あるいは安易さ)を読んでいると、こういう凝った文章を読める人が少なくなってきたんでは・・・(なんて我ながら嫌味な言い方だな。ついでに最近のブンガクをそれほど読んでいる訳でもないが。)


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