夜中に飛浩隆「ラギッド・ガール」を途中まで読んで寝たら、案の定いやーな感じのSFな夢を見た。
雨が降る前に買い物に行こうとケロに誘われ、マクドナルドでカーズのおもちゃ付ハッピーセットを買い、コインで走るきかんしゃのパーシーに乗り、あれこれ買って帰宅。
柴田よしき「猫は引っ越しで顔あらう」(2006-158) 光文社文庫(2006年6月)
洋裁本ばかり借りてすっかり小説がご無沙汰。 猫探偵正太郎の短編集4作目。本当はこれの前に1作書き下ろし長編を予定していたらしいが未刊行のため、突然この本で東京に引っ越したようになる。とはいえ神楽坂近くの一軒家に住み始めた桜川ひとみと正太郎はとりあえず楽しそうだ。(そういえばこの本にはひとみの恋人が出てこないけど。)正太郎が大津に住んでいた頃は、何度か訪れたことがある琵琶湖の景色をぼんやりと思い浮かべながら読んでいたけれど、神楽坂と言われるとあの辺の裏道の様子とかを思い出しながらぐっと身近に読めた。今後も楽しみ。
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